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暗号化した仮想ドライブを作成「Cryptica」v0.8.1β

パスワードを入力してマウント後は暗号化・復号化を意識せずに使える

(06/01/26)

「Cryptica」v0.8.1β
「Cryptica」v0.8.1β
 暗号化した仮想ドライブを作成できるセキュリティ関連ソフト。第3者の目に触れさせたくないファイルなどを仮想ドライブ内で管理でき、ドライブがマウントされている間は暗号化を意識せずに他のアプリケーションからドライブ内のファイルを利用できるのが特長。ドライブ内のファイルは、アクセスがあると復号化される仕組みになっており、ドライブのマウントを解除するとドライブ内の全ファイルが復号化できない状態になる。仮想ドライブの実体は単一ファイルなのでバックアップなどでも扱いやすいだろう。暗号化方式は4種類用意されており、64bit長の“DES”や256bit長の“AES”などを選べるが、Windows 2000では“DES”または“3DES”の2種類となる。なお、1ファイルのサイズが大きい動画などでは暗号化や復号化に時間がかかり、Windowsが固まったように見える場合があるので注意。また、仮想ドライブ内のフォルダ・ファイルの最大数はドライブ作成時に設定できるが、あとから増やすことができないので多めに設定しておこう。


【著作権者】Gatekeeper (G/K) 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.8.1β(06/01/12)

□私的シリコンバレー生活記
http://feioo.com/

(川原 徹也)




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