“お気に入り”の検索・登録機能が強化された「Sleipnir」v2.3が公開

開発日記で予告されていた新ユーザーインターフェイス“Advanceスタイル”も搭載

すべての“お気に入り”を対象に、名前やURL、コメントで検索を行えるようになった

“お気に入り”を分類するフォルダアイコンの種類を変更可能

ツールバーボタンやメインメニューの数が減った新ユーザーインターフェイス“Advanceスタイル”

　フェンリル（株）は25日、タブ切り替え型Webブラウザー「Sleipnir」v2.3を公開した。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。本バージョンでの主な変更点は、“お気に入り”の検索・登録機能が強化されたこと。

　本バージョンでは“お気に入り”サイドバーに検索ボックスが追加され、すべての“お気に入り”を対象に、名前やURL、コメントで検索を行えるようになった。結果はWeb検索エンジンの検索結果風のページとして、新しいタブに表示される。

　また、Webページを“お気に入り”へ追加する際に、“お気に入り”サイドバーで選択中のフォルダが標準の追加先として設定されるほか、WebページにMETAタグで設定された内容紹介文がある場合は、自動的にコメント欄に記入されるようになった。さらに、“お気に入り”を分類するフォルダのアイコンを、標準のアイコンの色違いやごみ箱アイコン、セキュリティを示すアイコンなど17種類から選んで変更する機能が追加された。

　そのほか、以前から開発日記で予告されていた新しいユーザーインターフェイス“Advanceスタイル”が追加され、初回起動時に、旧バージョンv1.66や前バージョンv2.21との操作互換性を重視した“Sleipnirスタイル”などの代わりに選択できるようになった。“Advanceスタイル”ではツールバーのボタン数が減ってアドレスバーや検索バーが同列に配置されているほか、メニュー項目の配置も再構成されメインメニュー数が削減されている。

　また、Webサイトの“Favicon”の取得・表示を行わないオプションが追加されたほか、本ソフトの起動が高速化されたという。

【著作権者】フェンリル（株）、柏木泰幸　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.3（06/01/25）