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NEWS (06/01/18 10:35)

「MSN Messenger」と連係して特定ユーザーとP2Pフォルダ共有できる「Amembo」

複数ファイルの一括送受信やレジュームに対応したファイル転送機能も備える

「Amembo」v0.1.0.12
「Amembo」v0.1.0.12
 
共有フォルダの設定画面
共有フォルダの設定画面
 
「MSN Messenger」で会話中の相手と通信を開始可能
「MSN Messenger」で会話中の相手と通信を開始可能
 「MSN Messenger」と連係可能で、対象ユーザーを限定できるフォルダ共有機能やレジューム対応のファイル転送機能を備えるP2P通信ソフト「Amembo」v0.1.0.12が、14日に公開された。フリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 「Amembo」は、インターネット経由でP2P通信を行い、複数ユーザーに対して任意のローカルフォルダを“共有フォルダ”として公開できるソフト。本ソフトは「MSN Messenger」や「Windows Messenger」のメニューに登録し、メッセンジャーで会話中の相手や、一覧から選んだユーザーと通信を開始することが可能。そのため「MSN Messenger」などでチャットをしながら、ファイル共有を行いたいときに本ソフト呼び出す、といった連係を行える。

 本ソフトの初回起動時には、本ソフト上で通信用のユーザー名とパスワードを任意に設定する。その後、通信したい相手をユーザー一覧に追加しよう。追加時には、ユーザー名に加えて相手のIPアドレスを指定する方法と、本ソフト作者がネット上に用意した認証サービスを利用して、ユーザー名だけを入力する方法を選ぶことが可能。追加されたユーザー側で接続を承認すれば、通信を開始できる。

 共有フォルダは複数作成可能で、フォルダごとに公開対象のユーザーや、書き込みや削除を許可するかどうかを設定可能。ほかのユーザーの共有フォルダにはユーザー一覧からアクセスでき、エクスプローラ風のファイル一覧画面でファイルやフォルダのダウンロードやアップロード、削除を行える。

 そのほか、チャット機能や、特定のユーザーと1対1のファイル転送を行う機能も備えている。複数ファイルの一括送信も可能で、この際に受信側で“一括承諾”を行うと、保存先フォルダを指定するだけで、複数ファイルを並列で一括受信できる。また、ファイル転送の一時停止や再開を、送信側、受信側のどちらからでも行うことが可能。転送中はファイルごとに、残り転送時間の目安や転送速度、進捗率の棒グラフといったステータスが表示される。


【著作権者】ノラダイコ 氏
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.1.0.12(06/01/14)

□野良犬ソフトウェア
http://nora.rurula.com/

(中村 友次郎)




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