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NEWS (06/01/12 19:40)

サイトー企画、「秀丸メール」をUSBメモリで持ち運び可能にするソフトを公開

ローカルと外部メディア上のメールデータを同期する機能はないので注意

「秀丸メール持ち出しキット」v1.00
「秀丸メール持ち出しキット」v1.00
 (有)サイトー企画は12日、同社製メールソフト「秀丸メール」v4.60以降を、USBメモリなどの外部メディアで持ち運び可能にする「秀丸メール持ち出しキット」v1.00を公開した。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、同社のホームページからダウンロードできる。

 「秀丸メール持ち出しキット」は、「秀丸メール」v4.60以降を外部メディアで持ち運び可能にするソフト。本ソフトを利用するには、あらかじめ「秀丸メール」v4.60以降がローカルのハードディスクにインストールされている必要がある。また、「秀丸メール」のメールデータが保存されているフォルダ“TuruKameData”を、外部メディア上に丸ごとコピーしておこう。ただし、“TuruKameData”フォルダのデータが外部メディアに収まらない場合は、“TuruKameData”フォルダを「秀丸メール」の仕様に合わせて手動で作成する必要がある。

 使い方はウィザード画面に従って操作を進めていけばよく、「秀丸メール」を持ち運ぶために使用する外部メディアのドライブを指定すると、ローカルのハードディスクにインストールされている「秀丸メール」のプログラム一式が、外部メディアにコピーされる。

 その後、外部メディア上に自動で作成されたショートカットファイル“秀丸メール(持ち出し用)”をダブルクリックすれば、外部メディア上の「秀丸メール」を起動できる。このとき、「秀丸メール」の動作は外部メディア上ですべて完結する仕組みになっており、受信したメールデータはもちろん、「秀丸メール」の設定内容も外部メディア上に保存される。

 そのほか、ローカル上にある「秀丸メール」のメールデータと、外部メディア上のメールデータを同期する機能は用意されていないので、ローカル上と外部メディア上の「秀丸メール」を使い分けたい人は、他のバックアップソフトなどを利用してメールデータを同期させる必要がある。

 なお、持ち出し用の「秀丸メール」をバージョンアップする場合は、ローカルのハードディスクにインストールされている「秀丸メール」をいったんバージョンアップしてから、「秀丸メール持ち出しキット」を利用して再び外部メディアへ「秀丸メール」のプログラム一式をコピーすればよい。


【著作権者】(有)サイトー企画
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(06/01/12)

□秀まるおのホームページ
http://hide.maruo.co.jp/
□窓の杜 - 秀丸メール
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/mailer/hidemail.html

(中井 浩晶)




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