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NEWS (05/12/15 11:15)

CRC/MD5リストを一括作成や連続比較して結果をタブで切り替え表示するソフト

複数のフォルダをドラッグ&ドロップしてフォルダごとにリストを作成・保存可能

「Compact CRC/MD5 Compare/Calc System」v0.14h
「Compact CRC/MD5 Compare/Calc System」v0.14h
 
複数のCRC/MD5リストを連続して実ファイルと比較し結果をタブで表示
複数のCRC/MD5リストを連続して実ファイルと比較し結果をタブで表示
 複数のファイルやフォルダをもとにCRC/MD5リストを一括して生成したり、複数のCRC/MD5リストと実ファイルの比較を行って、結果をタブで切り替え表示できるソフト「Compact CRC/MD5 Compare/Calc System」v0.14hが3日に公開された。Windows 95/98/Me/2000に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 ネット上などで複数のファイルを配布する場合、CRC/MD5形式で取得したファイルのハッシュ値を、複数のソフトで扱えるように共通書式で列挙した“CRC/MD5リスト”が使われることがある。本ソフトを使用すると、指定した複数のファイルやフォルダのCRC/MD5リストを一括して作成可能。また逆に、複数のCRC/MD5リストを一括して開いて実ファイルと比較し、各リストごとの比較結果をタブで切り替えて表示することもできる。

 本ソフトを起動すると、枠線で上下に分割され、上に“比較”、下に“作成”と書かれた小さなウィンドウが表示される。CRC/MD5リストを作成する場合は、“作成”側にあるボタンでリスト形式を“CRC16”“CRC32”“MD5”から選択したのち、エクスプローラなどから本ソフトにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップしよう。別ウィンドウでCRC/MD5リストが表示され、リストの右クリックメニューからファイルへの保存やクリップボードへのコピーが行える。

 複数のフォルダをドラッグ&ドロップした場合は、リストが複数作成され、タブで切り替えて表示することが可能。また設定により、サブフォルダも続けてリスト化したり、リスト化と当時にリストファイルを自動保存することもできる。

 また、ダイアログの“比較”側にCRC/MD5リストをドラッグ&ドロップすると、CRC/MD5値と実ファイルの比較が行われる。結果はリスト上に○×で表示され、作成時と同じように複数リストをタブ切り替え表示することも可能。


【著作権者】BIBI 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.14h(05/12/03)

□Tea For Me
http://bibi.oh.land.to/delphi/

(中村 友次郎)




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