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NEWS (05/11/09 12:20)

MS、“緊急”レベルの脆弱性1件を修正する月例パッチを公開

WMF/EMF画像表示エンジンの脆弱性でIEや「Microsoft Office」などに影響

“Microsoft Update”のWebサイト
“Microsoft Update”のWebサイト
 マイクロソフト(株)は9日、毎月公開されるセキュリティ修正プログラムの11月版として、修正プログラムと対応する脆弱性情報を公開した。修正プログラムは現在、同社ソフトの更新サービス“Windows Update”や“Microsoft Update”のWebサイトからダウンロードできるほか、Windowsの自動更新機能をONにしておくことで自動的にダウンロードと適用が可能。

 今月の修正プログラムは、Windowsが内蔵するWMF/EMF画像ファイル表示エンジンがもつ脆弱性“MS05-053”用の1件で、対象となるOSはWindows 2000/XP/Server 2003。危険度は4段階中最高の“緊急”レベルとなっている。

 本脆弱性は、特別な細工が施されたWMF/EMF画像ファイルや、WMF/EMF画像が埋め込まれたOffice文書ファイルをIEや「Microsoft Office」など本エンジンを使用しているソフトで開くと、任意のコードが実行されたり、コンピューターが応答しなくなるというもの。また、エクスプローラを“縮小版”表示にしてフォルダ内のWMF/EMF画像をプレビューした場合も本脆弱性の影響を受ける。


□Microsoft Security ホーム
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx

(中村 友次郎)




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