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NEWS (05/10/20 16:00)

Windowsのイベントログを利用して勤務時間管理を行う「Auto Time Recorder」

パソコンの起動・終了時刻を出社・退社時刻とみなして日々の勤務時間を算出する

「Auto Time Recorder」v1.21
「Auto Time Recorder」v1.21
出社・退社時刻と休憩時間を手動で修正することも可能
出社・退社時刻と休憩時間を手動で修正することも可能
 Windowsが標準で記録するイベントログを利用して勤務時間管理を行うソフト「Auto Time Recorder」v1.21が、14日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework v1.1が必要。

 Windowsではとくに設定を行わなくても、パソコンの起動・終了などの“イベント”を記録した“イベントログ”が自動的に作成される。「Auto Time Recorder」は、このイベントログから取得したパソコンの起動・終了時刻を出社・退社時刻として扱い、パソコン上で勤務時間管理を行えるソフト。毎日出社後すぐにパソコンを起動し帰宅時に終了するような職場において、パソコンをタイムレコーダー代わりに使うことができる。イベントログを利用するため、起動・終了時刻記録のために普段から本ソフトを常駐させる必要がないのが特長。

 本ソフトを起動すると、“日付”“出社時刻”“退社時刻”“休憩時間”などの複数列からなるリストが表示され、Windowsのイベントログから取得した日々の出社・退社時刻を自動的に記入する。時刻は分単位で、パソコンの起動・終了時刻をそのまま使うほか、5分ごと、15分ごとなど特定の間隔で記録されるように、出社時刻の切り上げと退社時刻の切り捨てが可能。また昼休みなど、毎日の勤務時間からあらかじめ引かれる“休憩時間”も分単位で設定できる。

 外出先への直行時や出張時など、パソコンの使用時間と勤務時間が異なる場合は、リスト上の日付をダブルクリックしてダイアログを開き、出社・退社時刻と休憩時間を手動で修正可能。変更した値は一覧上で色が変わるほか、“備考”欄に変更理由などをメモしておくことができる。確認や修正が終わって勤務時間が最終確定したら、特定の日を起点とする1カ月間のデータをCSV形式で保存することが可能だ。


【著作権者】komu 氏、 (株)融和システム
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.21(05/10/14)

□株式会社 融和システム
http://www.yuwasystem.co.jp/

(中村 友次郎)




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