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NEWS (05/09/16 11:55)

フォルダ単位で世代管理とバックアップを同時に行えるソフト「DesignSupport」

フォルダ内に1つでも更新ファイルがあればフォルダ全体の世代コピーを作成する

「DesignSupport」v1.21シェアウェア版
「DesignSupport」v1.21シェアウェア版
 
対象フォルダ以下に世代コピーフォルダが作成される
対象フォルダ以下に世代コピーフォルダが作成される
 フォルダ単位で世代管理とバックアップを同時に行えるソフト「DesignSupport」v1.21シェアウェア版が、3日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPで動作するシェアウェアで、価格は840円(税込み)。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「DesignSupport」は、フォルダ内にあるファイルの更新をチェックし、1つでも更新されたファイルがあると、フォルダ内の全ファイルを日付を基に作成したサブフォルダにコピーする世代管理ソフト。“世代コピー”をフォルダ単位で作成するため、ホームページ作成やプログラミングなど、関連する複数ファイルが1つのフォルダにまとまっている場合の世代管理に適している。

 世代管理の対象フォルダ指定時には、サブフォルダもチェック対象とすることが可能なほか、特定のサブフォルダのみを対象としたり、逆に除外することができる。また、ファイルの拡張子でもチェック対象を絞り込める。さらにこれらの設定を複数作成することで、いくつものフォルダを一括して世代管理可能。

 設定後に更新チェックを実行すると、実行日付を基に各対象フォルダ以下へ“BackUp 2005_09_16”といった具合で世代コピーフォルダが作成され、対象フォルダ内の全ファイル、もしくは指定ファイルがコピーされる。以後は更新チェックを実行すると、1つでも更新されたファイルがあればそのつど世代コピーが作成されるという仕組み。同じ日に複数回更新チェックを行いファイルが更新されていた場合は、“BackUp 2005_09_16_1”という形で世代コピーフォルダの末尾に連番が付加される。

 特定の世代を利用したい場合は、エクスプローラなどで利用したい日付のサブフォルダを開いて、必要なファイルを参照したり、コピーするだけでよい。このように使用方法が分かりやすい代わりに、更新されていないファイルもコピーされるため、ファイル単位の世代管理より多くディスク容量を消費する。そんなときは、本ソフトのもつ指定日数以前の世代コピーを一括削除する機能を利用して、定期的に整理を行おう。

 さらに本ソフトは世代コピー作成と同時に、世代コピーの対象ファイルを丸ごと別のフォルダにコピーする機能を備えている。世代管理とは別に、万一のディスク破損などに備えてファイルを別のディスクなどにバックアップすることが可能だ。

 このほか、世代コピー設定を2つまで行えるといった機能制限がある、「DesignSupport」v1.18aフリーウェア版も公開されている。


【著作権者】そんぴん 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 840円(税込み)
【バージョン】1.21シェアウェア版(05/09/03)

□創造の館メインページ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/

(中村 友次郎)




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