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NEWS (05/08/23 11:45)

カテゴリー検索や自動入力機能をもつパスワード管理ソフト「MM IDBank」

1つのデータに複数のカテゴリーを設定し特定カテゴリー内データのみを表示できる

「MM IDBank」v1.3.0.0
「MM IDBank」v1.3.0.0
 
フォームへのデータの自動入力機能
フォームへのデータの自動入力機能
 カテゴリーによる検索や、Webブラウザーのフォームなどへの自動入力機能をもつパスワード管理ソフト「MM IDBank」v1.3.0.0が、11日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」v1.1が必要。

 「MM IDBank」は、会員制WebサイトのIDとパスワード、ソフトのユーザーIDとシリアル番号などのデータを管理するソフト。起動にはユーザーが設定したパスワードの入力が必要なうえ、データを保存するファイルは本ソフト以外で開いても内容が判別できないように暗号化されるので、比較的安全にデータを保管可能。各データには“ID”、“パスワード”など任意名称の項目を4個まで設定でき、それ以外にメモ欄も用意されている。

 本ソフトでは、1つのデータに対して複数のカテゴリーを設定でき、データを探すときは指定カテゴリーに属するデータのみを表示できるのが特長だ。例えば“Yahoo! JAPAN”のIDをWebメールとオークションで使っている場合、ツリーなどで分類するソフトだと、どこに分類するか決めるのが難しい。本ソフトなら“サービス”、“ショッピング”といった複数のカテゴリーを設定しておくことができる。

 またWebブラウザーやソフトのインストール画面などの入力フォームに、データを自動入力する機能もある。自動入力するには、あらかじめ“貼り付けアクションビルダ”ダイアログを利用して項目順などを組み合わせて登録しておく必要がある。このときデータの入力だけでなく、[Tab]キーと[Enter]キーの入力も任意に組み合わせられるので、IDの入力後に[Tab]キーでパスワードの入力フォームに移動したり、すべて入力したあと[Enter]キーでログインするといった操作も自動化可能だ。自動入力時は、フォーム上で任意に設定したホットキーを押すとカテゴリーがメニュー表示され、そこからデータを選べばよい。

 自動入力の際、“1234-5678-9000”などハイフンでつながった入力項目の、ハイフンを[Tab]キーの入力に変換する機能もある。クレジットカード番号やシリアル番号の入力フォームが複数の入力ボックスに分かれているような場合も、一度に入力できて便利だ。そのほか、文字数や文字の種類を指定してパスワードを自動生成する機能がある。


【著作権者】ぷーる 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.0.0(05/08/11)

□むぅもぉ.jp
http://muumoo.jp/

(中村 友次郎)




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