NEWS （05/06/24　19:20）

「WILD CODE」v1.2

　敵キャラの上に書かれている文字列をすばやく入力して撃破するゲームをプレイしながらタッチタイピングを学習できるソフト「WILD CODE」v1.2が、11日に公開された。フリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.0a以降が必要。

　「WILD CODE」は、1文字のアルファベットや日本語や英語表記の文字列をすばやく入力して次々と出現する敵を撃破する3Dシューティング風のゲームで、タッチタイピングを学習できるソフト。ローマ字入力とカナ入力の両方に対応する。

　起動後に“TRAINING ROOM”モードを選択すると、横一列に並んでいる［A］～［；］キーを使用してタイピングの基礎を学習したり、文字列を入力してタイピング速度を上げる練習を行うことが可能。“BRIEFING ROOM”モードを選択すると、宇宙や草原などの3Dフィールド内で、敵キャラの上に書かれたアルファベットや文字列を入力してステージクリアを目指すタイピングゲームをプレイできる。

　“BRIEFING ROOM”では、アリの形をした機械“スカイアント”の撃破や、基地を攻撃している敵砲台を破壊するといった任務をクリアするのが目的。スタートすると画面奥から敵機械が次々と出現するので、敵の攻撃を受ける前にそれぞれの敵キャラ上に表示されている文字列を入力して敵を撃破しよう。

　ステージ最後に登場するボスを倒すなどの条件を満たすとクリアとなり、新しいステージがプレイ可能となる。ステージが進むと、入力文字数や使用するキーの数が増えていくので、タッチタイプをしっかりとマスターしながらプレイしよう。

　敵を撃破すると、画面左下に表示されている横長の“テンションゲージ”が伸びて、文字列を自動入力できる“ボム”を使ったり、一定時間敵の攻撃を受けないといったスペシャル技を出すことが可能。ただし、ミスタイプすると“テンションゲージ”が減少して、いざというときに“ボム”が使えなくなるので注意が必要だ。

　“テンションゲージ”の下には、プレイヤーの体力を示す丸いアイコンの“LIFE”が表示されている。時間切れで文字列を最後まで入力できず敵の攻撃を受けてしまうとアイコンが1つ減少し、ゼロのときに敵の攻撃を受けるとゲームオーバーとなる。

　プレイヤーは、ゲーム開始前に3人のキャラクターから操作するキャラを1人選択することが可能。各キャラクターは“LIFE”の数や“テンションゲージ”の初期値、使用可能なスペシャル技が異なるので、好みのキャラを選択するとよいだろう。

【著作権者】加島　氏、Prof.Curlyhair　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2（05/06/11）

□刻の線路
http://www16.plala.or.jp/tokinose/

（小津 智幸）