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NEWS (05/06/06 19:00)

サイト上の記事本文を簡単に取り込めるカード型データベース「MATERIAL X」

スクラップブックや住所録、顧客管理などの多彩なシーンで利用できる

「MATERIAL X」
「MATERIAL X」
 同梱されているRSSリーダーからサイト上の記事本文や画像を簡単に取り込んでデータベース化できるカード型データベースソフト「MATERIAL X」v7.1が、5日に公開された。Windows 2000/XPに対応する30日間試用可能なシェアウェアで、7月31日までは2,800円(税込み)でライセンスキーを購入することが可能。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.0以降が必要。

 「MATERIAL X」は、同梱のRSSリーダーを利用してサイト上の記事本文や画像を本ソフトのデータベースに取り込んでスクラップブックを作成したり、一覧形式や縦組み形式などの多彩な印刷機能でデータベース内の情報を紙で整理することもできる、カード型データベースソフト。

 本ソフトでは、プラグインとして同梱されているRSSリーダーで表示した記事の本文をカードウィンドウ内に取り込んで、スクラップブックのように利用することが可能。登録したニュースサイトごとに取り込み範囲をタグで指定すれば、ボタン一発で記事本文や画像をカードウィンドウに入力したり、内蔵Webブラウザー内で範囲選択した部分のみをカードウィンドウに入力することもできる。

 また保存したカードを、あらかじめ用意されたHTML形式の印刷テンプレートに出力して、1枚のカードをカードウィンドウと同じようなレイアウトで印刷したり、複数枚のカードを表計算ソフトのように一覧できる形式で印刷することが可能。

 RSSリーダーを利用しない場合は、テキストなどの情報を入力・表示できるカードウィンドウ内に、見出しや本文テキストを入力し、メニューバーやツールバーが表示されたメニューウィンドウ内の[保存]ボタンを押すだけの簡単操作で、カードを作成できる。

 カードウィンドウ内に画像、音楽、動画ファイルなどをドラッグ&ドロップすると、カードへ各ファイルへのリンクを張ったうえで画像を縮小表示できるほか、メニューウィンドウのツールバーにリンクされた画像を開くショートカットアイコンを追加することで、いつでもリンク元ファイルを参照することが可能。

 そのほか、左右2ペイン型の“一覧・検索ウィンドウ”上で全カードを一覧表示したり、見出しや本文内の文字列をキーワード検索してカードを探すこともできる。ちょっとしたメモをまとめるだけでなく、スクラップブックや住所録、顧客管理などで利用してみてはどうだろか。


【著作権者】田中 佑典 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 2,800円(税込み)(7月31日までの特別価格)
【バージョン】7.1(05/06/05)

□TNK Software
http://www13.plala.or.jp/tnksoft/

(小津 智幸)




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