文字盤の背景に好きなデジカメ画像を使用できるアナログ時計ソフト「YTClock」

任意の画像を自動で拡大・縮小・トリミングして文字盤の背景にできる

「YTClock」v1.23 β

　文字盤の背景に好きなデジカメ画像を使用できるアナログ時計ソフト「YTClock」 v1.23 βが、13日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「YTClock」は、BMP/JPEG/GIF/PNG/TIFF形式などの画像を文字盤の背景に使用できるアナログ時計ソフト。タイトルバーやウィンドウ枠などの表示はなく、丸いアナログ時計だけをデスクトップ最前面に表示する。設定画面で任意の画像を1枚指定すると、縦横の比率を保ったまま、およそ120ピクセル四方になるように画像を自動で拡大・縮小し、さらに画像を円形にトリミングした文字盤の背景が表示される。

　標準の文字盤は円形だが、文字盤部分を白、文字盤の外側を黒で描いた“マスク画像”を用意すれば、好きな形のアナログ時計を表示することができる。また、時計の針の長さ・太さ・色や、文字盤に表示する数字の大きさ・色・フォントなどはカスタマイズ可能で、デザインは独自形式で保存できる。

　また、あらかじめ文字盤や針などのデザインデータが用意されており、自分で画像を用意しなくてもデザインを変更できる。同梱データは、オーソドックスなモノクロ調の“Default Theme”、クマの顔の右下に小さな文字盤が表示される“Bear”、青味がかった文字盤の背景に5分刻みの目盛りのみを表示した“Blue”の3種類から選択可能。

　時計は常に半透明で表示され、時計にマウスカーソルを近づけると透明度が増す。さらに、文字盤の下にあるウィンドウやデスクトップを直接操作できるため、常駐させても操作の邪魔にならないのがうれしい。そのほか、タスクトレイに格納して、アナログ時計型のタスクトレイアイコンで時刻を表示する機能も備える。

【著作権者】Y.Tsutano　氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.23 β（05/03/13）