大量の圧縮ファイルを解凍したいときに便利なソフト「解凍+後始末α」

解凍作業の一時停止・再開に対応、解凍後に全圧縮ファイルを自動削除することも

「解凍+後始末α」v0.97a

　大量の圧縮ファイルを解凍したいときに便利なソフト「解凍+後始末α」v0.97aが、21日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。動作には、圧縮ファイルを解凍するためのランタイム「UNLHA32.DLL」「UNZIP32.DLL」などが必要。

　「解凍+後始末α」は、大量の圧縮ファイルを一括で解凍でき、解凍後に圧縮ファイルをすべて自動で削除してくれる解凍ソフト。LZH/ZIP/CAB/RAR形式に対応しており、本ソフトのウィンドウやショートカットアイコンに圧縮ファイル複数をドラッグ＆ドロップして［開始］ボタンを押すだけで、全圧縮ファイルをまとめて解凍できる。

　また本ソフトは、解凍後の処理を指定できるのが特長であり、解凍済みの圧縮ファイルを“ごみ箱”へ削除したり、指定フォルダへ移動することが可能。また、大量の圧縮ファイルを一度に解凍することを想定し、解凍作業の一時停止・再開機能を備えている。

　解凍先は、圧縮ファイルと同じフォルダ、または任意のフォルダをあらかじめ指定することが可能で、任意フォルダを指定した場合は全圧縮ファイルが同一フォルダに解凍される仕組み。そのほか、複数の圧縮ファイル内から指定拡張子のファイルのみを自動選択して解凍することもできる。

　Windowsを再インストールしたときなどに、バックアップファイルやオンラインソフトのアーカイブを一気に解凍する場面で威力を発揮するだろう。

【著作権者】Jack_sonic　氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.97a（05/02/21）