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NEWS (05/02/10 16:35)

S.M.A.R.T.対応HDDの“健康度”をパーセント表示できる「HDDlife」が公開

HDDの自己診断機能“S.M.A.R.T.”を利用してHDDのステータスを確認

「HDDlife」v1.0.14
「HDDlife」v1.0.14
 S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)対応HDDの“健康度”をパーセント表示できるソフト「HDDlife」v1.0.14が公開された。Windows 2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお本ソフトは、IDEやシリアルATA接続のHDDに対応するが、USB/SCSI接続、あるいはRAID接続されたHDDには非対応。

 「HDDlife」は、S.M.A.R.T.と呼ばれるHDDの自己診断機能を利用して、HDDの状態を確認できるタスクトレイ常駐型ソフト。S.M.A.R.T.を使えば、読み取りエラーの発生率や現在異常があるセクターの数など様々な情報を入手でき、本ソフトはS.M.A.R.T.から得た20種類以上のパラメーターから“健康度”を算出し、メインウィンドウ上にパーセント表示できる。HDDの健康度が低い場合は、バックアップの頻度を増やしたりHDDを交換するなどの対策をとれば、HDD故障によるデータ損失のリスクを最小限に抑えられるだろう。

 起動すると、HDDの物理台数と同じ数のアイコンがタスクトレイに常駐し、アイコン内に各HDDの温度を数値表示する。いずれかのアイコンをクリックすればメイン画面が開き、当該HDDの名称や温度とともに、本ソフトが算定したHDDの健康度と性能をパーセント表示する。

 初期設定では30分ごとにHDDをチェックし、そのつどHDDの健康度や性能、温度をタスクトレイ上にバルーン表示する。チェック間隔は任意に変更可能だ。そのほか、タスクトレイ上でHDD温度を数値表示する代わりに、緑・黄・赤3色の盾型アイコンでHDDの健康度を色分け表示することもできる。


【著作権者】BinarySense, Ltd.
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.14

□HDDlife - freeware real-time hard-drive monitoring utility with alerts, malfunction protection and data loss prevention functions. This hard-drive inspector is a proactive hard drive failure detection system that controls 100% of hard-drive risks.
http://www.hddlife.com/

(石川 敬峰)




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