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NEWS (05/02/03 19:30)

1日以上前のテンポラリファイルのみを削除できる「EraseTemp」が公開

ファイル削除の日数を指定したり、非表示で動作させることも可能

「EraseTemp」v3.2.2.0
「EraseTemp」v3.2.2.0
 1日以上前のテンポラリファイルだけを選んで削除できるソフト「EraseTemp」v3.2.2.0が、1月24日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」が必要。

 「EraseTemp」は、テンポラリファイルから1日以上前のものだけを選んで削除できるソフト。テンポラリファイルとは、様々なソフトが一時的に作成するファイルのこと。多くの場合はユーザーが手動削除して構わないが、いずれかのソフトが現在も使用しているテンポラリファイルを消してしまうと、ソフトが正常に動作しなくなるなどの問題が起きる恐れもある。本ソフトは、問題が発生する可能性の少ない、古いテンポラリファイルだけを自動削除できて便利。

 使い方は簡単で、起動すると起動ドライブの“TEMP”フォルダやシステムフォルダと同階層にある“TEMP”フォルダなどを検索し、テンポラリファイルを削除したのちに自動終了する。このとき、障害発生時のメモリ内容を保存したDMPファイルや「ワトソン博士」の診断ファイルも併せて削除できる。

 起動オプションで引数を指定すれば、任意の日数より前のファイルを削除するようにもできる。そのほか、テンポラリファイルを削除するフォルダを指定したり、ウィンドウを非表示の状態で起動させることも可能。なお、可能性は少ないとはいえ、古いテンポラリファイルの削除でソフトなどに問題が発生することも原理的にはありえるため、その危険性を踏まえたうえで自己の責任において利用しよう。


【著作権者】Anders Svensson 氏、Jonas Lewin 氏
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.2.2.0(05/01/24)

□No Design Software
http://nodesoft.com/

(石川 敬峰)




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