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NEWS (05/01/25 17:15)

数式を記述して改行すると計算結果が出るテキストエディター風関数電卓ソフト

モードを切り替えればテキストエディターとして利用することも可能

「Calmemo」v1.01
「Calmemo」v1.01
 数式を記述して改行すると計算結果が出力される、テキストエディター風の関数電卓ソフト「Calmemo」v1.01が、14日に公開された。Windows Meに対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPで動作することを確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 「Calmemo」は、「メモ帳」風ウィンドウで数式をテキスト記述する関数電卓ソフト。一見するとテキストエディターと間違えるウィンドウだが、各行に数式を記述して改行すると、次行に計算結果が出力される仕組みになっている。数式や計算結果は、1つのTXTファイルに保存可能だ。

 数式は半角英数字で記述し、“1+2”や“3*4”といった単純な加減乗除に加えて、“(1+2)*(3+4)”のようなカッコで計算順を指定した演算も可能。さらに、ルートや三角関数などの約40種類の関数が用意されており、たとえばルートの書式は“Sqr()”となっている。各関数の書式は、[ヘルプ]メニュー内に表示される関数名をクリックするだけで挿入可能。もちろん、手動で関数を記述しても認識される。

 また、英数字からなりアルファベットで始まる最大32文字までの文字列を、変数として利用可能。さらに、前行に出力された計算結果を再利用でき、たとえば“12”と計算結果が出力された行の次行に、“-5”と入力して改行すると、自動で演算が実行されて“7”という結果が出力される。

 そのほか、[設定]メニューから“計算モード”を解除すると、本ソフトを電卓ソフトからテキストエディターへ切り替え可能。単に電卓ソフトとして利用するだけでなく、テキストエディターとして文書を作成しつつ、計算が必要になった場合に“計算モード”へ切り替えるといった活用法もあるだろう。


【著作権者】Many 氏
【対応OS】Windows Me(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01(05/01/14)

□Many's Collection
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/many/

(中井 浩晶)




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