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NEWS (05/01/12 16:50)

マイクロソフト、HTML ヘルプなど3つの脆弱性を修正する月例パッチをリリース

悪意のあるWebページやメールを閲覧しただけで任意のコードが実行されるという

“Windows Update”
“Windows Update”
 マイクロソフト(株)は12日、Windowsに“緊急”レベルなどの脆弱性が合計3つあるとし、毎月公開される修正プログラムの1月版としてセキュリティ修正プログラムを公開した。現在、同社Webサイト、または“Windows Update”機能を利用して、修正プログラムを無償でダウンロードできる。

 Windows 2000/XP/Server 2003が対象となる“MS05-001”は、Windows標準のヘルプシステム“HTML ヘルプ”の脆弱性を修正するプログラム。また、Windows NT 4.0/2000/XP SP1/Server 2003が対象となる“MS05-002”は、カーソル・アイコンファイルの脆弱性を修正するプログラム。“MS05-001”と“MS05-002”で修正する脆弱性はともに、悪用されると特別に細工が施されたWebページやメールを閲覧しただけで任意のコードが実行されてしまうという。

 Windows 2000/XP/Server 2003が対象の“MS05-003”は、ユーザーのパソコン上で動作する“インデックス サービス”機能に、攻撃者が悪意のあるクエリーを送りつけることで任意のコードを実行できる脆弱性を修正するものとなっている。


□2005 年 1 月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/security/secinfo.mspx

(中井 浩晶)




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