「Firefox」に本格的なFTPクライアント機能を追加するプラグイン「fireFTP」

ドラッグ＆ドロップで転送、パーミッションを変更したり転送モードも選択可能

「fireFTP」v0.84.3

　「Firefox」に本格的なFTPクライアント機能を追加するプラグイン「fireFTP」v0.84.3が公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、作者によると本プラグインを気に入った人は、作者本人ではなくチャリティー基金などに寄付してほしいとのこと。編集部にて試用したところ、Windows XP上の「Firefox 日本語版」v1.0 Preview Release（Gecko/20041001 Firefox/0.10.1）で動作することを確認した。現在、「Mozilla」や「Firefox」などのプラグインを多く公開している“mozdev.org”上の作者ページからダウンロードできる。

　「fireFTP」は、ドラッグ＆ドロップに対応する2ペイン画面のFTPクライアント機能を「Firefox」に追加するプラグイン。XPI形式で配布されているので、「Firefox」を利用してプラグインをダウンロードすれば自動でインストールされる。インストールすると［ツール］メニュー内に［FireFTP］が追加され、「Firefox」のウィンドウとは別にFTPクライアントの画面を呼び出せるようになる。

　本プラグインの画面は左右2ペインで、左ペインにパソコンのローカルフォルダ、右ペインにFTPサーバー上のフォルダが表示され、ファイルやフォルダをドラッグ＆ドロップするだけでアップロード・ダウンロードできる。また、FTPサーバー上のファイルやフォルダの右クリックメニューから、パーミッション変更や新規フォルダ作成などを実行可能。

　さらに設定画面では、FTP接続に使用するパソコンのポート番号を変更したり、ASCIIモードで転送するファイルを拡張子で指定しておける。そのほか、FTPサーバーへの接続や、ファイルやフォルダの転送といった動作ログを表示することも可能。

【著作権者】Mime Cuvalo　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト（チャリティー基金などへの寄付歓迎）
【バージョン】0.84.3