任意の画像・動画が音声の周波数に合わせて波打つWMP用視覚プラグイン「Beat」

基本機能は周波数分析をリアルタイムにグラフ表示するスペクトルアナライザー

「Beat」v3.1.1

　指定した画像・動画が再生音声の周波数に合わせて波打つ「Windows Media Player（以下、WMP）」用視覚プラグイン「Beat」v3.1.1が、12日に公開された。WMP 7.0以降で動作するフリーソフトで、Windows 98/NT 4.0以降に対応する。なお、編集部にて使用したところWindows XP上のWMP 9.0で動作することを確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「Beat」は、指定した画像・動画が再生音声の周波数に合わせて波打つWMP用視覚プラグイン。基本的な機能は、周波数分析をリアルタイムにグラフ表示する3D描画のスペクトルアナライザーであるが、ただ単に波形がグラフ表示されるのではなく、任意のJPEG/BMP/GIF画像やAVI/WMV/MPEG動画などが再生音声の周波数分布に合わせて波打つのが特長。

　本プラグインの設定画面で、グラフに用いる画像・動画を指定できるほか、グラフの縦横サイズや波動のなめらかさなどを変更可能。各種設定値はプリセットとして任意の名前をつけて保存することができる。また、グラフ描画の品質が異なる作者推奨のプリセットもあらかじめ2種類用意されている。そのほか、本ソフトには「Winamp」用の視覚プラグイン“vis_Beat.dll”も同梱されており、手動で「Winamp」のインストールフォルダ内にある“Plugins”フォルダにコピーして利用できる。

　グラフに用いる画像・動画を変更したり、WMPで再生する曲をテンポの速いハードロックや、ゆったりとした癒し系音楽といった全く傾向の異なるものに変えることで、さまざまな視覚エフェクトを生み出すことができるだろう。

【著作権者】Yuki　氏
【対応OS】Windows 98/NT 4.0以降
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.1.1（04/08/12）