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NEWS (04/08/20 16:55)

指定したウィンドウに四角の穴を開けてデスクトップ画面奥を覗ける「窓」

特定のデスクトップアイコンを常に表示させたいときに便利

「窓」v2.00
「窓」v2.00
 指定したウィンドウに四角の穴を開けてデスクトップ画面奥を覗ける「窓」v2.00が、7日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6.0ランタイムが必要。

 「窓」は、指定したウィンドウに四角の穴を開けてデスクトップ画面奥を覗けるソフト。起動すると額縁風のウィンドウが現れるので、額縁上の右クリックメニューから穴を開けたいウィンドウを指定しよう。右クリックメニューでは、現在起動中のウィンドウのタイトル名が一覧表示される。その後、額縁をマウスでドラッグして指定ウィンドウ上に移動させると、指定ウィンドウ上の額縁で囲まれた部分に穴が開き、奥にある他のウィンドウやデスクトップアイコンを見ることができる。

 このとき、指定ウィンドウの穴が空いた部分は何もない状態になる仕組み。つまり、穴の奥にある他のウィンドウを操作したり、デスクトップアイコンをクリックしてファイルを開いたりアプリケーションを起動可能。また、額縁の隅をマウスでドラッグすれば額縁の大きさを自由に変更可能。なお、指定外のウィンドウ上に額縁を移動させても、額縁内に穴が開くことはない。

 額縁形状でウィンドウに穴を開けるほか、デスクトップ画面の上下左右隅に境界線を引き、その線より外側に指定ウィンドウがある場合に、線を境界にしてウィンドウの一部を消す機能もある。この機能も額縁で穴を開けたときと同様に、消えてしまったウィンドウ部分は存在しないものとなり、他のウィンドウを操作したりデスクトップアイコンをクリックできる。境界線は、マウスでドラッグして位置を調整可能。

 このソフトを利用すれば、多くのウィンドウを起動した状態でも、特定のデスクトップアイコンを常に表示させることができるので、頻繁に利用するアプリケーションのショートカットがデスクトップ上にあるときに便利だ。


【著作権者】鳳城 白兎 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.00(04/08/07)

□i06
http://www.h3.dion.ne.jp/~i06/

(中井 浩晶)


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