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NEWS (04/07/29 18:30)

キャレットの表示色を変更してIMEのON/OFFを確認できる「LR,HLD」v1.09が公開

文章入力時に日本語のつもりがローマ字で入力してしまうミスを減らせる

「LR,HLD」v1.09
「LR,HLD」v1.09
 キー入力時のキャレット表示色を変更することでIMEのON/OFF切り替えを確認できるソフト「LR,HLD」v1.09が、17日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「LR,HLD」は、キー入力時のIMEのON/OFF切り替え時に、キャレットの表示色を変更してIMEの状態を確認できるソフト。テキストエディターでの文書作成時やWebブラウザーでの検索キーワードを入力中に、全角と半角を切り替えながら入力していると、日本語を入力するつもりがうっかりローマ字で入力してしまうことがある。

 本ソフトは起動するとタスクトレイに常駐してIMEの状態を監視する。テキストエディターなどでキー入力中にIMEをONにするとキャレットが赤色で表示され、IMEをOFFにするとキャレットが通常の黒色に戻る仕組み。キー入力している目線でIMEの状態を判別できるので、入力ミスを大幅に減らせるだろう。

 そのほか“おまけ”機能として、テンキーを利用して漢字を入力できる“十進漢直”という機能も備えている。IMEがONの状態でテンキーの数字を使い、4桁から6桁の数字を組み合わせることで、その数字に対応した漢字を入力することが可能。IMEがONになっていると自動的にこの機能が動作するので、テンキーによる通常の数字入力は不可能になる。“十進漢直”機能を利用せず、通常のテンキー入力を行いたい場合は本ソフト起動時のコマンドラインオプションに“/NOKC”を指定すればよい。

 なお編集部では、Windows上のさまざまなアプリケーションで本ソフトの動作を確認できたが、作者によると特定のアプリケーションやIMEとの組み合わせではキャレットの色が変更されない可能性もあるとのこと。


【著作権者】Zoubaier BAYA 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.09(04/07/17)

□バヤのページ
http://ueno.cool.ne.jp/zoubaierbaya/

(久保 望)


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