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NEWS (04/06/30 13:45)

画面端でのマウスクリックで呼び出す多機能なメニュー型ランチャー「あやめ」

ソフトの一括起動やキーマクロ、一括リネーム機能などを備える

「あやめ」v1.04
「あやめ」v1.04
 
“ランチャー設定”画面
“ランチャー設定”画面
 画面端でのマウスクリックでメニューを呼び出せる多機能ランチャー「あやめ」v1.04が、26日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「あやめ」は、画面の上下左右いずれかの端にマウスカーソルを動かし、左クリックでポップアップメニューを呼び出せるランチャーソフト。ファイルやフォルダ、URLやメールアドレスなどをアイテムとしてメニューに登録でき、メニューをクリックすれば各アイテムを起動できる。画面端1ピクセル分の範囲でのみメニューを表示するため、デスクトップやウィンドウなどの操作の邪魔にならず便利。

 アイテム登録は、エクスプローラ風の“ランチャー設定”画面へアイコンをドラッグ&ドロップするか、ダイアログから指定すればよい。このとき、アイテムごとに起動オプションを指定できるほか、ウィンドウを最大化あるいは最小化した状態で起動したり、タスクの実行優先度を“高”または“低”の状態で起動することも可能。

 さらに本ソフトは、アイテムの一括起動やキーボードマクロ、テキストエディターを使っての一括リネームなど、多くの機能を備えるのが特長。たとえば“バッチ処理”機能を使えば、アイテムをまとめて起動したり、指定した秒数だけ間を開けて連続起動したり、1つのアイテムのウィンドウが閉じてから次のアイテムを起動することができる。バッチ処理は、アイテムとしてポップアップメニューから実行可能だ。

 またアイテムには、英数字や[Enter]、[Alt]などの各種キーを自動入力できるキーマクロや、特定のソフトの終了操作、指定ウィンドウにクリップボードの内容を貼り付ける操作なども登録できる。アイテムはジャンルごとにグループ分け可能。さらに、本ソフトの起動時・終了時に任意のアイテムを起動することもできる。

 アイテムを起動する以外にも様々な機能があり、たとえば[拡張メニュー]をONに設定後、メニューから[ファイルをリネームする]を選び、ダイアログで目的のファイルを指定すれば、テキストエディターを使って複数ファイルの名前を一括変更可能。さらに、指定したファイルやフォルダのパスをクリップボードへコピーしたり、画面解像度を変更したり、マウスボタンの左右を一時的に入れ替えることもできる。

 さらに、画面端での右クリックから、PCのシャットダウン・再起動・ログオフができるほか、いわゆる“ボスが来た”機能の設定も行える。“ボスが来た”機能を使えば、上下左右のうち指定した画面端にマウスカーソルを動かすだけで、ただちに真っ暗な画面かダミー画像を表示でき、同時に音量をミュート可能。


【著作権者】mia 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.04(04/06/26)

□The World 12
http://hp.vector.co.jp/authors/VA019601/

(石川 敬峰)


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