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NEWS (04/06/22 12:55)

エンターブレイン、“RPGツクール”の最新作「RPGツクールXP」の体験版を公開

ゲームシステムそのものをカスタマイズできる強力なスクリプトを搭載

「RPGツクールXP」体験版
「RPGツクールXP」体験版
 (株)エンターブレインは22日、RRG作成ソフト「RPGツクールXP」の体験版を同社が運営するWebサイト“デジタルファミ通ホームページ”で公開した。「RPGツクールXP」体験版はWindows 98/Me/2000/XPに対応する体験版フリーソフトで、現在同サイトから無償でダウンロードできる。なお、7月22日からパッケージ販売される製品版の価格は10,290円(税込み)。

 「RPGツクールXP」は、マップやイベントの作成、BGMや効果音の設定など、テキスト入力以外ほぼすべての作業をマウスで行え、手軽にRPGを作成できることで人気が高い“RPGツクール”シリーズの最新作。

 「RPGツクール2000」や「RPGツクール2003」からの主な変更点は、ゲームシステムそのものをカスタマイズできる強力なスクリプト機能“RGSS”(Ruby Game Scripting System)が搭載されたこと。

 本ソフトで作ったゲームのメニュー画面やメッセージウィンドウ、戦闘システムなどゲームの根幹に関わる部分は、この“RGSS”で作成されている。そのため、これらのスクリプトを専用エディターで編集すれば、メニュー画面や戦闘画面のレイアウトをがらりと変更したり、戦闘時の当たり判定やダメージ計算などを細かくカスタマイズするなど、工夫次第でより独自性の高いゲームを作成できるようになった。

マウスクリックで手軽にイベントを作成できる   製品版では専用エディターでスクリプトを編集可能
マウスクリックで手軽にイベントを作成できる   製品版では専用エディターでスクリプトを編集可能

 また、ゲーム画面の解像度が横320×縦240ピクセルから横640×縦480ピクセルへ変更され、高精細になった。使用できる色数も256色からフルカラーに変わり、JPEG画像やフルカラーのPNG画像も素材として利用可能だ。

 さらにアルファチャンネルにも対応したため、影つけなどの透過処理が簡単に行える。マップのレイヤーも2層から3層に増え、より複雑な構造のマップが作成できるようになったほか、動き回る大型キャラも登場しやすい仕様に改良された。

 ゲームデータの暗号化機能も追加された。従来はゲームデータと素材データが個別ファイルに保存されていたが、今回より素材が盗用される恐れのない単一ファイルでゲームを配布することが可能。

 デフォルトの戦闘画面は敵を正面から見るフロントビューに戻り、味方のグラフィックも画面に表示できるようになった。そのほか音声は、従来のWAVE/MIDI/MP3に加え、WMA/Ogg Vorbis形式にも対応した。

 なお体験版では、入力したデータからゲームの実行ファイルを作成できず、本ソフト上でのテストプレイのみに限られる。また入力済みのデータは、終了時にすべてクリアされる仕様。さらにスクリプトは編集できず、一部を閲覧できるのみとなっている。そのほか同梱されているサンプル素材の数が少なく、1マップにつきイベントを10件までしか設置できないなどの制約がある。

ゲーム画面の解像度が横640×縦480ピクセルになった   戦闘画面では味方グラフィックも表示可能に
ゲーム画面の解像度が横640×縦480ピクセルになった   戦闘画面では味方グラフィックも表示可能に

【著作権者】(株)エンターブレイン、Yoji Ojima 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】体験版フリーソフト(製品版はパッケージ販売 10,290円(税込み))
【バージョン】0.95 Trial(04/06/22)

□RPGツクールXP(「RPGツクールXP」の紹介ページ)
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/products/rpgxp/
□デジタルファミ通ホームページ
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/

(石川 敬峰)


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