「PocketExtractor」v1.0.0

　ZIP/LZH対応のPocket PC用解凍ソフト「PocketExtractor」v1.0.0が、3日に公開された。StrongARM/XScale系CPU搭載のPocket PC 2002/2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロード可能。なお、NTTドコモ製sigmarion III専用版も同日に公開されている。

　「PocketExtractor」は、ZIP/LZH形式に対応したPocket PC用解凍ソフト。解凍用DLLの別途インストールは不要で、ZIP/LZH形式の自己解凍ファイルや、パスワードつきのZIP形式ファイルも解凍できるのが特長。

　使い方は、まず画面下端の［書庫を開く］ボタンを押し、解凍したい圧縮ファイルを指定すると、圧縮ファイル内のファイルをリスト表示する。そして［すべてのファイルを展開］ボタンをタップすれば、任意のフォルダへファイルをフォルダつきで解凍可能。

　なお解凍前でも、ファイルリスト上でファイルをダブルタップすれば、OSに関連付けされたソフトでファイルの内容を確認できる。さらに、ファイル指定後に［選択ファイルを展開］ボタンを押すことで、指定ファイルだけを任意フォルダへ解凍することも可能。

　そのほか、ファイルの関連付けを変更できる「SmallAss」などのソフトを使えば、「ファイル エクスプローラ」上でのタップで圧縮ファイルをただちに解凍できる。

【著作権者】Allergy　氏
【対応OS】Pocket PC 2002/2003（StrongARM/XScale）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0（04/06/03）

□Allergy Design Office　プログラミング、無線LANからイタリアンまで
http://www.ops.dti.ne.jp/~allergy/
□窓の杜 - Windows CEのファイルの関連付けを変更できる「SmallAss」v1.10が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/1999/12/02/smallass.html

（石川 敬峰）