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NEWS (04/05/14)

ファイル上の右クリックメニューから“CRC32”“MD5”を確認「ElleFileInfo」

MD5値の算出と同時にMD5ファイルを自動作成することも可能

「ElleFileInfo」v1.32
「ElleFileInfo」v1.32
 ファイル上の右クリックメニューからハッシュ値“CRC32”“MD5”を確認できるソフト「ElleFileInfo」v1.32が、2日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ElleFileInfo」は、ドラッグ&ドロップしたファイルのハッシュ値“CRC32”“MD5”をウィンドウ上で確認できるソフト。右クリックメニュー拡張機能を備えており、エクスプローラなどでの右クリックから素早くハッシュ値を算出できるのが特長。

 ハッシュ値とは、計算結果から引数を求めることが非常に困難な“一方向関数”により算出される固定長の値で、CRC32のハッシュ値は8文字の、MD5のハッシュ値は32文字の英数字で表記できる。ファイル配布元でハッシュ値が併記されていれば、ローカル上のファイルより算出したハッシュ値と比較することで、正しくダウンロードできたかどうか照合できる。

 本ソフトはCRC32とMD5値を算出・表示できるほか、MD5値をもとにMD5ファイルを作成できる。MD5値の比較にも対応しており、ウィンドウの入力欄内にMD5値をペーストするか、調査したいファイルと同階層に置かれたMD5ファイルを本ソフトで開けばよい。また、複数ファイルのハッシュ値一括取得も可能だ。

 解凍DLLがシステムにインストールされていれば、同一性を確認できたアーカイブをすぐに解凍できる。そのほか、読み込んだファイルと同一ファイルを指定ドライブから検索する機能や、ファイルのヘッダー部分をダンプ表示する機能、複数ファイルのタイムスタンプを一括変更する機能などを備える。


【著作権者】ElleTimeProject
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.32(04/05/02)

□ElleTimeProject
http://www.elletime.net/

(石川 敬峰)


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