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NEWS (04/05/10)

任意の手書き記号を登録できるP/PC用日本語入力システム「Decuma Japanese」

文字種により入力パネルの色が変化するため、紛らわしい文字の判別も容易

「Decuma Japanese」v2.0
「Decuma Japanese」v2.0
 
任意の手書き記号を登録できる“マイシンボル”機能
任意の手書き記号を登録できる“マイシンボル”機能
 スウェーデンのDecuma ABは4月28日、任意の手書き記号を登録できるPocket PC用日本語入力システム「Decuma Japanese」v2.0を公開した。ARM系CPUを搭載するPocket PC、ARMまたはXScale系CPUのPocket PC 2002/2003に対応する4,179円(税込み)のシェアウェアで、試用期間は30日間。現在同社のホームページか、凸版印刷(株)が運営するオンラインショップ“@irBitway”からダウンロードできる。

 「Decuma Japanese」は、入力パネル内の4つのマスに文字を手書きすることで、漢字・ひらがな・カタカナ・英数字・記号を入力できるPocket PC用日本語入力システム。漢字については、JIS第一水準すべてとJIS第二水準のうち725文字を認識できる。

 本ソフトは、スタイラスで描いた自由な記号へ任意の文字や定型句を割り当てられる“マイシンボル”機能を備えるのが特長。たとえば、丸のなかに“ま”と書くオリジナルマークを1つ書くだけで、“(株)窓の杜 間殿森太郎”といった文字列を素早く入力できる。決まった挨拶や署名、固有名詞などを登録しておくと便利だろう。

 さらに、文字種により文字色とマスの背景色が変化するため、紛らわしい文字の判別も容易。たとえば、手書き文字を漢字の“力”と認識した場合は文字色が黒、背景色がオレンジになり、カタカナの“カ”と認識した場合は文字色が白、背景色が水色になる。

 また、候補リストを入力カーソル位置に表示するPocket PCやPocket PC 2002の“手書き入力”に対し、本ソフトでは文字が書かれたマスの右下隅をタップすれば同じマス内に他候補を表示できるため、視線を大きく動かす必要がなく、効率よく入力を進められる。

 そのほか、入力パネル左上のタブを押せば、英数字専用の“英数モード”やひらがな・カタカナ専用の“かなモード”に切り替えられ、特定の文字種を効率よく入力することが可能だ。


【著作権者】Decuma AB
【対応OS】Pocket PC(ARM)、Pocket PC 2002/2003(ARM/XScale)
【ソフト種別】シェアウェア 4,179円(税込み)
【バージョン】2.0(200404231219)(04/04/28)

□Decuma - Capturing your hand
http://www.decuma.com/jp/
□商品購入説明(「Decuma Japanese」の購入ページ)
https://www.airbitway.com/meng/cps.php?site=airppcpc&req=131_01_01&CID=3AP006602

(石川 敬峰)


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