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米ICQ、メッセンジャー「ICQ」のLite版のみをバージョンアップした「ICQ 4.0」「ICQ」の全機能を搭載したPro版のバージョンアップは行われていない
今回公開された「ICQ 4.0」では、ユーザー側で選択したゲームなどのさまざまな機能を自動でクライアント側へ追加できる“ICQ Xtraz”というシステムを搭載。メインウィンドウ左上の[Xtraz]ボタンを押すと、メッセージをやりとりしているユーザーとゲームをプレイするためのボタンや、自分を表現するための画像をメッセージ送受信欄に追加するためのボタンなど、“ICQ Xtraz”によって提供されたサービスがメインウィンドウの左側に表示される仕組みだ。 またユーザーインターフェイスは、メインウィンドウの左側にゲームを開始するためのボタンが追加されたほか、メインメニュー表示やオンライン状態を示すメインウィンドウ下側のボタンのデザイン変更され、“Google”を利用した検索キーワード入力欄の配置が画面下側に変更されている。 そのほか、「ICQ 4.0」上からグリーティングカードを送信する機能や、リストに登録したユーザーのプロフィール内の誕生日情報を元に、プロフィール内の年齢情報を自動更新する機能も搭載している。 なお、編集部にて「ICQ 4.0」から「ICQ Lite」へグリーティングカードを送信したところ、「ICQ Lite」側に「ICQ 4.0」のダウンロードを促すメッセージが表示された。今回追加されたグリーティングカード送信機能やゲームなどは、「ICQ 4.0」同士でないと利用できないので注意しよう。 「ICQ」は、すべての機能を搭載したPro版と、Pro版から一部の機能を省いてファイルサイズを小さくしたLite版が公開されていたが、今回はPro版のバージョンアップは行われず、「ICQ Lite」のみバージョンアップされている。「ICQ 4.0」にPro版の機能が搭載されることも期待されたが、今回はグリーティングカード送信機能が追加されただけで、WebページのURL送信やファイル共有といったPro版のみに搭載されている機能は残念ながら搭載されなかった。 また、「ICQ 4.0」は英語版のみの公開となっており、日本語版をはじめとした各国語版のリリース時期については、現在のところ同社のサイト上で確認できなかった。
【著作権者】ICQ Inc.
□ICQ 4.0 (小津 智幸) |
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