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NEWS (04/04/13)

ファイルのプロパティでハッシュ値を確認・比較「HashTab Shell Extension」

MD5やCRC32のほか、アメリカ政府で標準採用されている160bitの“SHA1”にも対応

「HashTab Shell Extension」v1.0
「HashTab Shell Extension」v1.0
 ファイルのプロパティでハッシュ値を確認・比較できる「HashTab Shell Extension」v1.0が、公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPで動作することを確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 「HashTab Shell Extension」は、ファイルの“指紋”であるハッシュ値を、ファイルのプロパティで確認・比較できるシェル拡張ソフト。ハッシュ値とは、一方向関数により割り出されたファイル固有の識別番号のこと。同じハッシュ値をもつファイルを複製することは極めて困難であるため、ファイルの真偽を判別する際に利用される。

 インストールすると、ファイルのプロパティにハッシュ値を表示するタブが追加され、一般的な“MD5”や“CRC32”のほか、アメリカ政府で標準のハッシュ値として採用されている160bitの“SHA1”を確認可能。

 また各ハッシュ値において、入力したハッシュ値と比較する機能も搭載しており、ダウンロードしたファイルなどの破損チェックも簡単に行える。ファイルを配布する際にハッシュ値を併記するWebサイトも多いので、ファイルが破損していた場合はまずハッシュ値を比較するとよいだろう。


【著作権者】Cody Batt 氏
【対応OS】(Windows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0

□作者のホームページ
http://www.beeblebrox.org/

(中井 浩晶)


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