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IEの“制限付きサイト”に悪質なWebサイト約7千件を一括登録「IE-SPYAD」

不正なプログラムのインストールやポップアップウィンドウなどを阻止

(04/04/05)

「IE-SPYAD」
「IE-SPYAD」
“制限付きサイト”
“制限付きサイト”
 IEの“制限付きサイト”に悪質なWebサイト約7千件を一括登録できる「IE-SPYAD」が、3月31日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお本ソフトは、システムフォルダ内にあるプログラム“choice.exe”または“choice.com”上で動作する。Windows XPには標準で“choice.exe”がインストールされているが、あとから“choice.com”もインストールしたWindows XP環境では本ソフトが動作しない場合があるので注意。

 「IE-SPYAD」は、イリノイ大学のEric L. Howes氏が作成した英語圏における悪質なWebサイト約7千件のブラックリストを、IEの“制限付きサイト”に一括登録できるソフト。IEの“制限付きサイト”に登録されたWebサイトでは、ActiveX/JavaScript/Cookieをブロックしたり、ファイルのダウンロードが一切できなくなるため、スパイウェアといった不正なプログラムのインストールや、ポップアップウィンドウなどを阻止することが可能だ。本ソフトのブラックリストは、圧縮ファイルに同梱されている“install.bat”を実行して表示される「コマンドプロンプト」画面で登録・削除することができる。登録は[2]キーを、削除は[1]を押してメニューを選択後、[1]キーで[YES]を選択すれば実行される。なお、本ソフトによって“制限付きサイト”へ登録されたWebサイトは、IEのツールバーメニューで[インターネット オプション]を選択し、[セキュリティ]タブで“制限付きサイト”に登録されているWebサイト一覧を表示することで、個別に削除することも可能。悪質なWebサイトにたまたま訪れてしまっても、本ソフトで“制限付きサイト”として登録されていれば、被害を受けることなく安全にWeb閲覧できるだろう。

【著作権者】Eric L. Howes 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(04/03/31)

□Privacy-Security (UIUC)
http://www.staff.uiuc.edu/~ehowes/
□Resources: Ad Blocking Resources
http://www.staff.uiuc.edu/~ehowes/resource.htm

(中井 浩晶)


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