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離席する際にディスプレイ全面を利用して伝言を表示しておける「行き先伝言板」

4つの単語を入力するだけで文の体裁を整えた伝言を表示できるのが特長

（04/03/08）

「行き先伝言板」v1.00

　パソコンの前を離れる際、ディスプレイ全面に行き先や戻り時間を表示しておける「行き先伝言板」v1.00が、2月24日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「行き先伝言板」は、パソコンの前から離席する際に“喫茶店にて会議中です。戻り時間は16時ごろ。連絡先は090-XXXX-XXXXです。”といった伝言をディスプレイ全画面に表示できるソフト。伝言を表示している間は、スクリーンセーバーの起動を阻止して、マウスクリックやキー入力があるまで伝言を表示し続ける。画面は4つの入力項目と、伝言表示を実行するボタンというシンプルな画面構成になっており、入力項目は行き先、用件、戻り時間、連絡先の4項目。伝言として表示される文章には“にて”や“中です”といった語を補ってくれるので、それぞれの入力欄に“会議”や“16時”など単語を入力していくだけでよい。必要な項目を入力して［席を離れる］ボタンを押すと、デスクトップが全画面表示に切り替わり、黒い背景に白い文字で伝言内容が表示される仕組み。伝言を消してデスクトップ画面に戻るには、マウスボタンをクリックするか、キーボードのキーを押せばよい。さらにWindows 2000/XPでは、キーボードのキー入力やマウスクリックで伝言が消えると“コンピュータのロック”画面が表示されてパスワードの入力が求められるため、他人にパソコンを不正利用される恐れもなく安心だ。

　各項目はそれぞれ個別にテンプレートを作成しておくことも可能。よく利用する行き先や用件などをあらかじめ登録しておけば、次回からはプルダウンメニューから選択するだけで素早く入力できる。また、画面の背景色やフォントの種類・サイズ・色を変更することも可能だ。

【著作権者】gato callejero　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（04/02/24）

□Onion Note
http://www.hcn.zaq.ne.jp/onion/

（久保 望）