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FAT/NTFSによるタイムスタンプのズレを考慮できるフォルダ同期ソフト「MFSync」

ミラーリング時に指定拡張子を対象・除外にすることも可能

(04/03/03)

「MFSync」v1.13
「MFSync」v1.13
 FAT/NTFSといったファイルシステムの違いによるタイムスタンプのズレを考慮できるフォルダ同期ソフト「MFSync」v1.13が、2月28日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「MFSync」は、FAT/NTFSといったファイルシステムの違いによるタイムスタンプのズレを考慮できるフォルダ同期ソフト。起動するとミラーリングしたい2つのフォルダなどを指定する設定画面が表示され、処理方法をプルダウンメニューで選択できる。選択可能な処理方法は、2つのフォルダ内容を双方向に比較して一方にしか存在しないファイルは他方へコピーし、同一ファイルが存在する場合は新しい日付の方が優先してコピーするタイプと、どちらか一方のフォルダをコピー元として他方を全く同じ状態にするタイプがある。対象フォルダと処理方法を指定したあとに[検索開始]ボタンを押すと、2つのフォルダを比較して処理に該当するファイルの一覧を表示するので、メニュー[同期処理]を選択すれば直ちに処理を開始できる。

 またミラーリングする各フォルダが、FATとNTFSのように異なるファイルシステムのハードディスク上にある場合、設定画面のチェックボックス[±2秒は同一時刻とみなす]に印を付けることで、ファイルシステムの違いによるタイムスタンプのズレを考慮することが可能。そのほか、指定した拡張子をミラーリングの対象・対象外にしたり、一方のフォルダにしか存在しないファイルを対象外にするように設定することもできる。このソフトを利用すれば、異なるファイルシステムのハードディスク上のフォルダを同期する際に、タイムスタンプのズレを考慮して無駄なコピー作業を省くため処理時間を短縮できるだろう。

【著作権者】天野 晃治 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.13(04/02/28)

□AMA Soft
http://www6.plala.or.jp/amasoft/

(中井 浩晶)


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