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フォルダをごみ箱などに偽装して簡易プロテクト「Mirage Colloid」v1.3.1

エクスプローラやテキストエディターなどで開くことを阻止できる

（04/02/23）

「Mirage Colloid」v1.3.1

　任意フォルダを“ごみ箱”などの特殊フォルダに偽装してアクセスできなくする簡易プロテクトソフト「Mirage Colloid」v1.3.1が、20日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Mirage Colloid」は、任意フォルダを“ごみ箱”などの特殊フォルダに偽装し、フォルダそのものと中身のファイルにアクセスできなくする簡易プロテクトソフト。あらかじめ“ごみ箱”“コントロールパネル”“Internet Explorer”などのなかから偽装タイプを選択しておき、人に中身を見られたくないフォルダを好きな数だけ本ソフトのウィンドウへドラッグ＆ドロップで登録したあと、［全て偽装］［全て解除］という2つのボタンでそれぞれ偽装と解除を簡単に行える。特殊フォルダに偽装されたフォルダをエクスプローラなどで表示すると、“ごみ箱”などのアイコンで表示されるようになり、ダブルクリックなどでフォルダの内容を確認しようとしても偽装前のフォルダが開かず、代わりに本物の“ごみ箱”などが開かれるようになる。また、偽装フォルダ内のファイルはテキストエディターなどを用いてフルパス指定しても開けなくなる仕様のため、Windowsがインストールされたフォルダや、常駐ソフトの存在するフォルダなどは、間違っても偽装してしまわないように注意しよう。

　さらに、本ソフトの起動にパスワードを要求する機能、偽装時にフォルダを隠し属性に変更する機能、“フォル ダオプション”を無効にして［隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない］設定項目などを変更できなくする機能を組み合わせれば、よりプロテクト強度を向上させることができるだろう。なお、指定ドライブを“マイ コンピュータ”から非表示にする機能もあるが、こちらは単純に非表示になるだけでアクセス自体は可能。偽装機能と使い分けるとよいだろう。

【著作権者】kane_blue　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.1（04/02/20）

□COSMIC VOYAGER
http://kane-blue.parfe.jp/

（竹元 克己）