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Review NEWS

3分以内に敵ボス撃破を目指すタイムアタック型シューティング「cloudphobia」

画面のスクロール速度を速めたり遅くしたりできるのが特長

（04/02/16）

「cloudphobia」release no.24

　3分以内に敵ボス撃破を目指すタイムアタック型の横スクロールシューティングゲーム「cloudphobia」release no.24が、6日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000/XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 7.0以降が必要。

　「cloudphobia」は、タイムアタック型の横スクロールシューティングゲーム。白色のロボット“ロフタラス”を操作して無人戦闘機を掃討していき、敵機を操る巨大ボス“エングラー”を3分以内に撃破するのが目的。自機は方向キーで移動し、［Z］キー押しっぱなしで前方へ通常弾を連射し、［X］キーで白煙を残しながら敵機を自動追尾するミサイルを発射する。また、［C］キーでブースターをON/OFFでき、これにより画面のスクロール速度を速めたり遅くしたりできるのが本作の特長。ブースターがOFFのままでは、ボス敵のところまでたどり着くのに時間がかかり、交戦中にタイムアウトとなってしまう。しかし、ブースターをONにすると高速スクロールとなり、敵機の出現間隔が狭まるため敵機を撃ち漏らす可能性が高まる。敵機を画面外へ逃すと自軍母艦の耐久力が減少するため、敵機が多数出現するシーンではブースターをOFFにし、確実に仕留めていくといった作戦が必要だ。そのほか、自機は敵機や敵弾に当たると耐久力が減少し、一定時間行動不能になる。自機もしくは母艦の耐久力がゼロになるか、3分経過するとゲームオーバー。見事敵ボスの撃破に成功すればゲームクリアとなる。

　戦いの舞台は大空で、抜けるような青さが印象的な雲海の上空や、太陽が透けてぼんやりと見える灰色の雲の中を、自機はひたすら突き進んでいく。敵機は、編隊を組んで現れるザコ敵や、人型にも変形できる耐久力の高い中型機など様々で、画面の四方から現れたり雲を突き破って出現したりする。敵機が登場する直前には画面上の敵出現位置にマークが現れるので、見逃さないようにしよう。また、自機が通常弾を発射する際は、銃口に閃く火光も攻撃力をもつので、中型機などの耐久力が高い敵は密着すれば素早く撃破できる。そのほか、自機は64発のミサイルを搭載しており、一度に8発ずつ発射可能。このとき約1.5秒間自機は無敵状態になり、敵攻撃を避けるのにも利用できるので、ボス戦用にいくつか残しておきたい。

　なお、タイトル画面から様々な設定変更が行え、自機や母艦の耐久力が減らないようにしたり、時間を無制限にしたり、ゲーム全体のスピードを遅くすることができる。どうしても敵ボスまでたどり着けなかったり、あるいは敵ボスを倒せない人は、設定変更したモードで敵機の配置を学習し、その後通常モードへ戻してクリアを目指すとよいだろう。

「cloudphobia」release no.24

【著作権者】中嶋 静六　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】release no.24（04/02/06）

□New dawn phase
http://www.dwahan.net/uki/

（石川 敬峰）