.

Review NEWS

複数のテキストを比較して相違がある行を色分け表示できる「Rekisa」

3つ以上のファイルのテキスト内容を横に並べて比較できるのが特長

（04/02/12）

「Rekisa」v0.18.003

　複数ファイルのテキスト内容を比較して相違がある行を色分け表示できるソフト「Rekisa」v0.18.003が、11日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」v1.1が必要。

　「Rekisa」は、任意のファイルのテキスト内容を比較できるソフト。複数ファイルのテキスト内容をウィンドウ内で横に並べて表示し、隣のファイルと比較して相違がある部分を行単位で色分け表示できるのが特長。たとえば3つのテキストファイルを比較する場合、1つ目と2つ目のファイル間で相違する行はオレンジ色で、2つ目と3つ目のファイル間で相違する行は緑色で表示され、また2つ目のファイルにおいて、両隣のファイルともに相違する行は黄色く色分けされる。このとき、カラー表示された行のうち相違する文字列には下線が付加されるので、変更箇所の特定も容易だ。本ソフトの使い方は簡単で、比較したいファイルをエクスプローラなどからドラッグ＆ドロップするだけでよく、複数のファイルを開いた時点で自動的に比較が行われる。初期状態では3つのファイルまでウィンドウ内に並べて表示でき、4つ以上のファイルを開いているときは、［Alt］キー＋左右のカーソルキーで表示するファイルを切り替え可能。ファイルの最大表示数は、［設定］メニューから自由に変更することができる。

　いずれか1つのテキスト表示画面を上下にスクロールさせると、そのほかの画面も連動して上下に動く。またウィンドウ左端には、表示中のファイルと同じ本数の縦棒グラフが描かれ、テキスト内容と同様に色分け表示されるので、相違する箇所が多いか少ないかを素早く確認できて便利だ。たとえば、一定時間ごとに自動バックアップされた複数のテキストを時系列順に比較するといった作業も、本ソフトを用いれば容易に行えるだろう。

【著作権者】Frozen　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.18.003（04/02/11）

□unknownGreen == 未知の緑 ==
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017396/

（石川 敬峰）