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多種形式の圧縮ファイルを仮想フォルダとして扱える「アーカイブX」v1.5.1

圧縮ファイルの中身を解凍せずにエクスプローラで閲覧可能

(04/02/12)

「アーカイブX」v1.5.1
「アーカイブX」v1.5.1
 多種形式の圧縮ファイルを仮想フォルダとしてエクスプローラで開くことができる圧縮・解凍ソフト「アーカイブX」v1.5.1が、9日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Me/2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「アーカイブX」は、圧縮ファイルを仮想フォルダとしてエクスプローラで開くことができるのが特長の圧縮・解凍ソフト。仮想フォルダとは、圧縮ファイルを通常のフォルダのように閲覧できる機能のことで、本ソフトをインストールすれば、圧縮ファイルの中身をエクスプローラで一覧表示することや、選択したファイルだけを任意のフォルダに解凍したり、ドラッグ&ドロップによるファイルの追加や削除といった編集を行えるようになる。また、右クリックメニューや右ドラッグメニューから、圧縮ファイルと同名のフォルダを作成して中身をすべて解凍したり、通常のファイルやフォルダを好きな形式に圧縮する機能なども利用できる。

 LZH/ZIP/7Z/BZA/GZA/RAR形式ではこれらすべての機能を利用可能だが、CAB/YZ1/TGZ/TBZ形式は編集が行えず、GZ/BZ2/Z/TAR/CPIO/RPM/DEB/TAZ/GCA/IMP/ARJ形式は表示と解凍しか行えないといった形式ごとの違いがある。また、動作には圧縮・解凍用DLLファイルが必須だが、同DLLファイルを自動インストールするソフト「Caldix」が同梱されているうえに、本ソフトのインストール直後に自動実行される仕組みなので、20種類以上のDLLファイルを1つ1つダウンロードする手間が省けてうれしい。Windows Me/XPのエクスプローラに標準搭載されている圧縮フォルダ機能に似ているが、対応形式は「アーカイブX」の方が圧倒的に多いので、ZIP/CAB形式以外もフォルダのように扱いたい人は、ぜひ試してみよう。

【著作権者】Group Finity/Yuki 氏
【対応OS】(編集部にてWindows Me/2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.5.1(04/02/09)

□Group Finity
http://www.group-finity.com/
□窓の杜 - caldix
http://www.forest.impress.co.jp/library/caldix.html

(竹元 克己)


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