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エクスプローラの絞り込み選択でローマ字入力を可能に「MigemizeExplorer」

“mado”と入力して“まど”や“窓”を選択できるようになる

(04/02/02)

「MigemizeExplorer」v2004.01.28
「MigemizeExplorer」v2004.01.28
 
[m][a][d][o]、[Ctrl]+[N]と入力したときの動作例
[m][a][d][o]、[Ctrl]+[N]と入力したときの動作例
 エクスプローラでファイルを絞り込み選択できる機能をローマ字入力に対応させる機能拡張ソフト「MigemizeExplorer」v2004.01.28が、1月28日に公開された。Windows2000に対応し、編集部にてWindows XPで動作することを確認した。また本ソフトはフリーソフトだが、“Amazonアソシエイト”を利用した間接的な寄付は歓迎しているとのこと。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお動作には、検索機能を拡張するDLLとその辞書ファイルを含む「C/Migemo」が別途必要。「C/Migemo」は、村岡 太郎氏のホームページからダウンロード可能。

 「MigemizeExplorer」は、エクスプローラでファイルを絞り込んで選択できるインクリメンタルサーチ機能をローマ字入力に対応させる機能拡張ソフト。Windows標準のファイル管理ソフトであるエクスプローラには、ファイル一覧画面でキーボードから文字を1文字入力するごとに前方一致で候補を絞り込んでファイルを選択できるインクリメンタルサーチ機能が搭載されている。半角の英数字、記号を用いることができ、たとえば[m][a][d]と順番にキー入力することで“mad”から始まるファイルのうち1つを選択でき、続けて[o]と入力すれば、さらに候補の絞り込みが行われて“mado”を冠するファイルを選択可能。本ソフトを起動してタスクトレイに常駐させておけば、全角の英数字のほか、ひらがな、カタカナ、漢字のファイル名をローマ字入力で選択できるようになる。具体的には、先ほどと同様に“mado”と順番にキー入力すると、“mado”という半角文字の組み合わせだけではなく、“mado”のスペルをローマ字と解釈して“まど”や“窓”などのファイル名も選択可能。候補が複数ある場合には、[Ctrl]+[N]キーと[Ctrl]+[P]キーで別の候補に選択を移すこともできる。ファイルの名前に全角文字を使う習慣があり、エクスプローラをマウスではなくキーボードで操作する機会が多い人にオススメしたいソフトだ。

【著作権者】yoshi223 氏
【対応OS】Windows 2000(Windows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2004.01.28(04/01/28)

□yoshi223
http://i.am/yoshi223/
□KaoriYa.net(村岡 太郎氏のホームページ)
http://www.kaoriya.net/
□Amazon.co.jp アソシエイト・プログラム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/subst/associates/join/associates.html

(竹元 克己)


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