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Review NEWS

任意に定めた照準の方向へ弾を撃つ2Dシューティングゲーム「VisionSphere」

敵機の背後に回り込んで撃てば2倍のダメージを与えることが可能

(03/12/08)

「VisionSphere」v104
「VisionSphere」v104
「VisionSphere」v104
 任意に定めた照準の方向へ弾を撃つ2Dシューティングゲーム「VisionSphere」v104が、11月30日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000/XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 9.0以降が必要。

 「VisionSphere」は、任意の場所に定めた照準の方向へ弾を撃ち、全方向から次々と現れる敵機を撃墜していく2Dシューティングゲーム。敵機の背後や側面に回り込めば敵機から撃たれにくくなり、さらに背後から弾を浴びせることで敵機に2倍のダメージを与えられるのが特長。一切れのピザのような形状をした自機の移動はカーソルキーで行い、[Z]キーの押しっぱなしで弾を正面に連射可能。[X]キーを押すと自機の真下に照準を示す“マーカー”が現れ、押している間中同じ場所に表示され続ける。マーカーを表示しなければ自機の向きは一切変わらず、マーカーを表示すると自機はマーカーの方向へ機首を向ける仕組みのため、常にマーカーへ向けて弾を発射することができる。また、[C]キーを押せば自機は残像を残しながら高速移動できるので、敵機の後ろに回り込む場合などで積極的に使っていこう。

 敵機は5角形の舟のような形状をしており、青い小型のザコ敵、赤い中型機、ピンク色の大型機の3種類に分けられる。序盤において、ザコ敵は弾を単発で撃つのみだが、中型機は4発ほどの弾をまとめ撃ちし、大型機は10発以上の弾を半円状にばらまく。面が進むにつれて敵の攻撃は激しくなり、たとえばザコ敵も弾を連射し、大型機は画面を覆い尽くすかのごとく渦巻き状に弾を放出してくる。画面上に中型機や大型機が居座ると弾避けも難しくなるので、マーカーと自機の間に敵機を挟むなどして弾を集中して叩き込み、瞬殺していこう。また敵機は画面外側のランダムな位置から出現するが、その出現位置は、自機から敵機が現れる方向へ伸びる直線状の“レーダー”で察知可能だ。被弾するか敵機の体当たりを食らうと自機のライフが1つ減り、ライフがゼロのときに敵機の攻撃を受けるとゲームオーバーとなる。

 本作は全4面の構成で、タイトル画面から好きな面を選んでプレイできる。1つの面は3つのエリアに分かれており、1つのエリアで一定時間経過すると次のエリアに進む。3つ目のエリアをクリアすると、タイトル画面に戻るようになっている。すべてのエリアでダメージを受けずにクリアすると隠し要素が追加されるので、難しい面でも何度も挑戦してノーダメージクリアを目指そう。

【著作権者】Marco 氏
【対応OS】(編集部にてWindows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】104(03/11/30)

□§child eyes§
http://childeyes.hp.infoseek.co.jp/

(石川 敬峰)


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