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Review NEWS

DDIポケット、プロバイダー各社に対応の「Venturi Client for AirH"」を公開

DDIポケット直営の“PRIN”に加えて130社以上のAirH"対応プロバイダーで利用可能

(03/12/08)

「Venturi Client for AirH"」v2.3
「Venturi Client for AirH"」v2.3
 DDIポケットは8日、パケット通信のデータを圧縮することで通信速度を向上させるAirH"専用ソフト「Venturi Client for AirH"」v2.3を公開した。従来公開されていた「Fourelle Venturi for AirH"-PRIN」では、利用可能なプロバイダーがDDIポケット直営の“PRIN”に限定されていたが、本ソフトでは“PRIN”や“DION”に加え、AirH"に対応するプロバイダー130社以上で利用可能となった。使い方は、タスクトレイアイコン上でクリックすると開くメニューから“PRIN”利用時は[PRIN]、“DION”利用時は[DION]、その他のプロバイダーを利用時は[他プロバイダ]を選択するだけでよい。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 「Venturi Client for AirH"」は、パケット通信のデータを圧縮することで通信速度を向上させるAirH"専用サービス“トルネードweb”を利用するためのクライアントソフト。本ソフトと専用圧縮サーバーとの間で、HTTP/HTTPS/POP3/IMAP/SMTP/FTPの6つのプロトコルについて可逆圧縮を行って通信を効率化すると同時に、ホームページ上のJPEG/GIF画像の画質を意図的に劣化させてデータ量を減らすことで、通信速度を向上させる仕組み。タスクトレイに常駐して通信を監視し、バックグラウンドで自動的に圧縮処理を行うため、Webブラウザーやメールソフトなどアプリケーション個別に設定する必要がない。画像の圧縮率は4段階で変更できるほか、一時的に画像の圧縮機能を無効にすることも可能。なお本ソフトは、DDIポケットのパケット通信サービス“AirH"”の“128kパケット方式”“32kパケット方式”“フレックスチェンジ方式”の3つの通信方式に対応するが、“回線交換方式”には対応しない。

画像の圧縮率は4段階で変更可能   効率化するプロトコルを選択
画像の圧縮率は4段階で変更可能   効率化するプロトコルを選択

【著作権者】Venturi Wireless
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.3(03/12/08)

□DDI POCKET: カスタマーサービス: ダウンロード
http://www.ddipocket.co.jp/customer/download/tornado/
□窓の杜 - 【今日のお気に入り】AirH"通信を快適に「Fourelle Venturi for AirH"-PRIN」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/09/13/okiniiri.html

(石川 敬峰)


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