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劣化させずにJPEGファイルサイズを減少「carmine」v1.03

JPEG圧縮の最適化とExifデータ削除によって画質はそのままでより小さく

（03/11/27）

「carmine」v1.03

　JPEG画像の画質を落とさずにファイルサイズのみ小さくできるソフト。JPEGの画像形式に用いられている“ハフマン圧縮”というデータ圧縮方法を各画像の特性に応じて個別に最適化することで、画質を劣化させずにファイルサイズを減少させる仕組みだ。また、最近のデジカメで撮影した一般的なJPEGがもつExifデータ、すなわち撮影日時や撮影時のシャッタースピードといったデータは、画像表示そのものには影響しないため、不要であればオプションで削除することも可能になっている。作者によるとバラつきはあるものの、だいたい2～20パーセントほどファイルサイズを小さくできるという。使い方はファイルをドラッグ＆ドロップして実行ボタンを押し、処理後のファイルの保存先を指定するだけ。複数のJPEGファイルやフォルダを一括処理することもできる。ただしプログレッシブJPEGなどJPEGの種類によっては、処理できないものもある。

【著作権者】矢倉 光洋　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.03

□windmaker webpage
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1367/

（ひぐち たかし）