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デスクトップ付箋紙の感覚で利用できるテキストエディター「TMemo」

保存・読み込みを意識せずに複数のメモをスムーズに切り替えられる

（03/11/21）

「TMemo」v1.11

　複数のメモをスムーズに切り替えて、付箋紙のようにちょっとしたことをメモしておけるテキストエディター「TMemo」v1.11が17日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPで動作することを確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「TMemo」は、保存・読み込みを意識することなく複数のメモをスムーズに切り替えられるため、付箋紙のようにちょっとしたことをメモしておけるテキストエディター。画面は左側がメモにつけたタイトルの一覧、右側がメモを入力するエディターとなっている。新しいメモを作成すると画面左側に“名称未設定”というタイトルが追加されるが、タイトルはあとから自分の任意の名前に変更でき、オプション設定でメモ本文の1行目をタイトルにすることも可能。メモの内容は編集と同時に自動的に保存されるので、編集途中であっても構わず他のメモに切り替えることができる。左側のタイトル一覧画面では、クリックでメモを選択できるほか、メモの上下を入れ替えたり、不要になったメモを削除するなどの操作が可能。また、新規メモの作成時に既存のテキストファイルをメモとして読み込めるほか、現在表示しているメモの内容をTXT形式のファイルとして保存できるため、「秀丸エディタ」などのテキストエディターで再編集することも可能。さらに、左ペインのタイトルの背景色を変更することで、メモごとに“重要度”を5段階まで設定することが可能なので、簡易的なToDoソフトとしても活用できる。ふと思いついたことや、Webページで取得した有用な情報などをどんどん書き溜めておいて、後からメモの内容を修正したり、不要になったメモを削除して整理するなどの使い方ができそうだ。

【著作権者】たかみちえ　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.11（03/11/17）

□おんぷ村
http://Onpu.jpn.ch/
□窓の杜 - 秀丸エディタ
http://www.forest.impress.co.jp/library/hidemaru.html

（久保 望）