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帯域幅制限を設けられる個人利用向けHTTPサーバー「04WebServer」v1.06

HTTPでファイルのダウンロードとアップロードを実現する“WebDAV”にも対応

（03/11/04）

“サーバー情報”画面

“ディレクトリ設定”画面

動作例

　最大接続数や帯域幅制限を設定できる個人利用向けHTTPサーバー「04WebServer」v1.06が、1日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「04WebServer」は、個人利用向けHTTPサーバー。拡張子とMIMEタイプの関連付け設定や、エラーメッセージを表示するWebページのレイアウト変更などといった一部の設定はCUIベースだが、それ以外のほとんどの設定をGUIベースで変更することができる。同時に処理する最大接続数を指定したり、送信・受信のデータ転送速度の帯域幅制限をサーバー全体・1ホスト・1接続のそれぞれで指定できるほか、クライアントのIPアドレスやGET/PROPFIND/DELETEなどのリクエストといった接続情報をリアルタイム表示することも可能。さらに、HTTPプロトコルでファイルのダウンロードとアップロードを実現する規格“WebDAV”に対応しており、“WebDAV”の機能を有効にしたディレクトリはIEなどでWebフォルダとして開くこともできる。Webフォルダは、共有フォルダのように扱えるため、インターネットを介して複数のファイルを送受信したいときに利用したい。

　本ソフトの“ServerController.exe”ファイルを実行すると表示される“ServerController”ウィンドウでは、左側に“サーバー情報”“ディレクトリ設定”“サーバ設定”“接続情報”という4種類のアイコンが表示され、任意のアイコンを選択すると右側にそれぞれの設定や各種情報などが表示される。たとえば“サーバー情報”は、サーバーが正常に動作しているか否か、現在処理中の接続数、サーバーが起動してから現在までの累計と過去1時間の接続数・合計転送量を確認できる。また“ディレクトリ設定”では、サーバー上のディレクトリ一覧がリスト表示されるほか、ディレクトリごとにSSI/CGIの実行許可やWebフォルダとしてのアクセス許可を設定したり、ユーザー認証の要求、帯域制限の有無などを設定可能。それぞれの情報は、ディレクトリ名の右下側に○×で示されるので分かりやすい。なお、Windows 2000/XPのサービスとして自動で起動するか、通常のアプリケーションとして手動で起動するかをインストール時に選択できる。

【著作権者】Soft3304　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.06（03/11/01）

□04WebServer Test Page
http://www.soft3304.net/04WebServer/

（竹元 克己）