窓の杜Logo

.
Release NEWS

マイクロソフト、PowerPoint用のアドオンソフト「Producer 2003」を公開

Windows/Macintosh用のIE、Windows用の「Netscape」v7シリーズで閲覧可能

(03/10/30)

「Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint 2003」日本語版
「Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint 2003」日本語版
 マイクロソフト(株)は29日、動画や音声の進行に合わせてスライドが自動的に切り替わるプレゼンテーションコンテンツの作成機能を“PowerPoint”に追加するアドオンソフト「Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint 2003」日本語版(以下、「Producer 2003」)を公開した。Windows 2000/XP上で動作する「PowerPoint 2002」と「PowerPoint 2003」に対応するアドオンソフトで、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、「Producer 2003」は11月14日より発売開始の「PowerPoint 2003」に同梱されるとのこと。

 「Producer 2003」は、“Windows Media”テクノロジーのコンテンツ作成・配信機能と“PowerPoint”のプレゼンテーション機能を融合する“PowerPoint”用アドオンソフト。本アドオンソフトを「PowerPoint 2002」または「PowerPoint 2003」にインストールすると、動画や音声の再生に合わせてスライドが自動的に切り替わるプレゼンテーションコンテンツを作成できるようになるのが特長。また、IEで表示できる形式でコンテンツが出力されるため、“PowerPoint”がインストールされていないパソコンでも同コンテンツを閲覧することが可能。また、従来の「Producer 2002」でも十分な機能を備えていたが、今回公開された「Producer 2003」で様々な機能が追加された。たとえば、「Producer 2003」で作成したプレゼンテーションコンテンツはWindows用のIE 5.0以降だけではなく、Windows用の「Netscape」v7シリーズやMacintosh用のIE 5.2.2以降でも閲覧可能になったとのこと。また、国際的なeラーニングの標準規格“Sharable Courseware Object Reference Model”にも対応したという。

 さらに「Windows Media Player 9 シリーズ」に対応したことで、Windows Server 2003でプレゼンテーションコンテンツを配信する際に、受信側のパソコンで再生を試みてから実際に再生が開始されるまでの待ち時間を大幅に減少できる“ファスト ストリーミング”が可能になった。さらにWindows XPでは、再生する際に音声の音程を変化させずに再生速度を変更できるようにもなっている。なお「Producer 2003」は、スタートメニューから[Microsoft Office]-[Microsoft Producer for PowerPoint 2003]を選択することで起動できる。

【著作権者】マイクロソフト(株)
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(03/10/29)

□Producer 2003
http://www.microsoft.com/japan/office/powerpoint/producer/

(竹元 克己)


トップページへ
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで