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1行の文字数から印刷する文字サイズを自動調節してテキストを印刷「Text2Prn」

用紙の横幅を目一杯使って印刷することが可能

(03/10/17)

「Text2Prn」v1.10
「Text2Prn」v1.10
 用紙の横幅を目一杯使って印刷する目的で、指定した1行あたりの文字数からフォントサイズを自動で計算し、テキストファイルの内容を印刷できるソフト「Text2Prn」v1.10が、4日に公開された。Windows 2000に対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows XPでも動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Text2Prn」は、用紙の横幅を目一杯使って印刷する目的で、指定した1行あたりの文字数からフォントサイズを自動で計算し、テキストファイルの内容を印刷できるソフト。1行あたりに印刷する文字数を指定するだけで、用紙の横幅一杯に文字が入るようにフォントサイズを調整して印刷を行うことが可能。1行あたりに印刷する文字数を多くすると印刷時のフォントサイズが小さくなり、小さくすると印刷時のフォントサイズが大きくなる仕組み。また、余白サイズはプリンタードライバーの設定を参照しているので、余白幅の指定も不要だ。さらに段組印刷を行うことも可能だが、1行あたりに印刷する文字数の設定が各段の1行あたりに印刷する文字数となる。たとえば、1行あたりに印刷する文字数を80、段組を2に設定すると、1行あたりに160文字印刷できるようにフォントサイズが小さく調整されるので注意しよう。そのほか、タブ文字1つを印刷時に半角スペース何文字分へ換算するかを設定したり、自動で設定されたフォントサイズの数値を確認することも可能。1行あたりに印刷する文字数を指定して印刷したいときや、フォントや余白を設定せずに印刷を行いときに利用するとよいだろう。

【著作権者】依積 晶紀 氏
【対応OS】Windows 2000(編集部にてWindows XPで動作を確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.10(03/10/04)

□晶紀の館
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/3676/

(小津 智幸)


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