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IPアドレスとポート番号を指定して帯域を制限できるソフト「NEGiES」v1.01

Windows XPで使用する場合はアプリケーションごとに制限することも可能

(03/09/01)

「NEGiES」v1.01
「NEGiES」v1.01
 ローカルまたはリモートのIPアドレスとポート番号を指定して通信時の帯域を制限できるソフト「NEGiES」v1.01が公開された。パケットを遮断することもできるため、簡易ファイヤーウォールとしても利用可能。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお、動作には「Visual C++ .NET」ランタイムが必要。

 「NEGiES」は、IPアドレスとポート番号を指定して通信時の帯域を制限したり、パケットを遮断することができるタスクトレイ常駐型のソフト。Windows 2000/XPではローカルとリモートのIPアドレスとポート番号を、Windows XPではさらにアプリケーションのプロセス名も指定でき、パケットを遮断するのか帯域を制限するのか、アップまたはダウンのどちらの転送方向を制限するのかというルールを自由に追加することが可能。また、現在コネクションの張られているセッション情報として、ローカルのIPアドレスとポート番号、リモートのIPアドレスとポート番号とホスト名、コネクションの状態のほか、プロセス名、プロセスID、プロセスの実行ファイルが存在するフォルダパスをリスト表示し、右クリックメニューからフィルターのルールに追加することもできる。たとえば、ネットワークゲームをプレイしている最中に巨大なサイズのファイルをIEを使ってダウンロードすると、ゲーム中のキャラの動きが重くなってしまうといった場合に、プロセス名“IEXPLORE.EXE”やダウンロードサーバーのIPアドレスを指定して帯域制限をかけておけば、ダウンロードでネットワークが圧迫されなくなるので、ダウンロード中でも気兼ねなくゲームをプレイできるようになるだろう。

【著作権者】Rhox 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01

□NEGiES(Windows95/98/Me/インターネット&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se297041.html

(竹元 克己)


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