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エクスプローラで正規表現によるファイル選択を可能にするソフト「RegExpSel」

レジストリを使用せず、常駐している間だけエクスプローラの機能を拡張

（03/08/05）

「RegExpSel」

　エクスプローラ機能を一時的に拡張し、正規表現にマッチした名前のファイルのみをエクスプローラ上で一括して選択状態にできる常駐ソフト「RegExpSel」が7月31日に公開された。Windows 2000に対応するフリーソフト（カンパウェア）で、編集部で試用したところWindows XPでも動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「RegExpSel」は、正規表現にマッチした名前のファイルをエクスプローラ上で一括して選択状態にできる常駐ソフト。多数のファイルが含まれるフォルダの中から、特定の名前や拡張子のファイルだけをエクスプローラ上で選択したい場合、通常だと[Shift]＋クリックや[Ctrl]＋クリックなどの複雑な操作が必要となる。しかし、「RegExpSel」を常駐させておけば、ファイルが含まれるフォルダをエクスプローラで開いた後、選択したいファイルの名前をアドレス欄に正規表現で記述して[Enter]キーを押すだけで、正規表現にマッチしたファイルのみを一括で選択できる。たとえば、半角・全角の区別なく大文字の“R”で始まるファイルを選択したいときには、“s/[R|Ｒ].+”と記述すればよい。なお、本ソフトはレジストリを使用しない常駐タイプの機能拡張ソフトなので、本ソフトを終了するのと同時に拡張機能は無効となる仕組み。正規表現をある程度理解している人が本ソフトを使用すれば、エクスプローラ上でファイルを選択するのに要する時間を大幅に短縮できることだろう。

【著作権者】yoshi223　氏
【対応OS】Windows 2000（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト（カンパウェア）
【バージョン】-（03/07/31）

□yoshi223
http://hw001.gate01.com/yoshi223/

（竹元 克己）