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“インデックス サービス”を利用して文書ファイルを検索できる「サトリ」

Office文書、TXT/HTML/PDFファイル、一太郎文書などを高速検索

（03/07/15）

「サトリ」v2.03

　Windows 2000/XPの“インデックス サービス”を利用して、Office文書やTXT/HTMLファイルなどを検索できる「サトリ」v2.03が、3日に公開された。Windows 2000/XP専用のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「.NET Framework」v1.1が必要。

　“インデックス サービス”とは、パソコン内の文書ファイルを高速検索するために、ローカルドライブ内の文書ファイルをインデックス化するWindows 2000/XPの標準機能で、“カタログ”という名称のデータベースに自動で更新される仕組み。「サトリ」は、Windows 2000/XPの“インデックス サービス”を利用して、Office文書やTXT/HTML/PDFファイルなどをファイル内に含まれる文字列で高速に絞り込み検索できるソフト。起動後にメニューの[インデックスサービスをお勧めの設定で起動]を選択し、“インデックス サービス”がWindows上で使用可能な状態にしよう。ウィンドウ左上の欄に任意の文字列を複数入力して[検索]ボタンを押せば、その文字列を含んだ文書ファイルがウィンドウ右側に一覧表示される。文書ファイルは文字列との適合度を表す“ランク”順で一覧表示され、各ファイルを選択すると一覧下部にファイル名、更新日時、テキストの冒頭部分などを表示することができる。テキストの冒頭部分に検索した文字列が含まれていた場合は、文字列を赤色で強調表示可能。また、ファイルをダブルクリックすれば、Windowsで関連付けされたアプリケーションで開くことができる。

　検索時にはファイルの種類や更新日時などを指定したり、あらかじめ作成しておいた複数の“カタログ”の中から1つをプルダウンメニューで選択可能。なお、“カタログ”管理はメニューの[インデックスサービスの管理]から行い、任意のフォルダやドライブを対象にした“カタログ”を作成できる。さらに、同一ネットワーク上に存在し、閲覧権限を有する共有フォルダやIISサイトのうち、“インデックス サービス”が稼働しているものに関しては、文書ファイルを任意の文字列で絞り込み検索することが可能だ。このソフトを利用して“インデックス サービス”を有効活用すれば、目的の文書ファイルを高速に検索できるようになるだろう。

【著作権者】fhew　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.03（03/07/03）

□Satori - Indexing Service Utility
http://fhewfhew.hp.infoseek.co.jp/

（中井 浩晶）