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Review NEWS

マップを既存のペイントソフトで自作できるアクションゲーム「Art Action」

自作した画像内の色によってマップ上での役割が異なる仕組み

（03/07/01）

「Art Action」v1.8

　マップを既存のペイントソフトで自作できるのが特長のジャンプアクションゲーム「Art Action」v1.8が、1日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Art Action」は、マップ上の青色のスタート地点から赤色のゴール地点まで向かう固定画面型のジャンプアクションゲーム。形状が“人”という文字のキャラクターを操作して、できるだけ短時間でゴールまでたどり着くのが目的。灰色の床に触れたりマップから外に飛び出してしまうとゲームオーバーとなる。本ゲームに標準で同梱されているマップは1つしかないが、ディスプレイの解像度よりも小さいBMP形式の画像ファイルをWindows標準の「ペイント」などで作成すれば、ゲームをプレイするマップとして利用できるので、山あり谷ありトラップありの複雑なマップでカンタンに遊ぶこともできる。マップは描かれた形状ではなく色によってマップ上での役割が異なる仕組みで、青色は初期のスタート地点、茶色は一度到達した後のコンティニュー時にスタートできる地点、赤色はゴール地点、黒色は通り抜けられない床や壁、水色は滑る床、緑色はジャンプ力がアップする床、黄色は自キャラの上下が逆さまになる反重力の床、橙色は触れると跳ね返される壁、灰色は触れるとゲームオーバーとなる壁になる。また本ゲームでは、たとえばRGB値のRが150以上、G/Bがそれぞれ50以下のときは赤色と、R/G/Bがそれぞれ70より大きく250以下のときは灰色と認識されるので、微妙な色遣いでマップを彩ることも可能。

　なお、同作者ページに設置されているWeb掲示板から、ユーザーが投稿したマップを入手することも可能なので、サンプルとして本ゲームに同梱されている1つのマップを極めた後は、さまざまなユーザーマップにも挑戦してみよう。

【著作権者】大誤　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.8（03/07/01）

□俺の城
http://www1.tmtv.ne.jp/~daigo/

（竹元 克己）