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Release NEWS

マイクロソフト、Windows 98サポート終了説明会でMicrosoft VMについて説明

連邦地裁仮処分命令への控訴審次第ではMicrosoft VMアンインストーラー配布も予定

(03/06/10)

 マイクロソフトは10日、Windows 98以降に発売したOSの無償・有償サポートに関して、その期日等に関する記者説明会を開催した。同社は2001年5月、同社製のコンシューマー向けWindows製品のサポートに関するガイドラインを設定したが、その後のユーザーニーズや市場状況等によりこのガイドラインを2002年10月に改訂している。これに伴い、ユーザー内での混乱があったことなどから、今回の記者説明会を開催したと説明。また、同説明会では、「Microsoft Virtual Machine for Java」(以下、Microsoft VM)の今後の提供方法などについても触れ、今年1月に下された米連邦地裁による仮処分命令を不服とした同社が起こした控訴審の結果次第では、Microsoft VMアンインストーラーを配布する予定もあることを明らかにした。

Windows デスクトップ製品のライフサイクル
Windows デスクトップ製品のライフサイクル
 説明会では、Windows製品部クライアントグループ シニアプロダクトマネージャの佐藤 秀一氏が、2002年の10月に改訂したガイドラインどおり、今月30日でWindows 98の無償サポート期間が終了するが、有償サポートならびに、セキュリティ修正プログラムやホットフィックスの提供等は、2004年1月16日まで継続して行うと説明。また、Windows 98に関する“サポート技術情報”が同社サイト内で検索可能な期間は、最短でも2005年1月16日までであり、それ以降は情報へのアクセス数等を調査の上、随時終了する可能性があるとした。また、Windows NT Workstation 4.0については、すでに無償サポート期間は終了し、今月30日までセキュリティ修正プログラムやホットフィックスの提供を、2005年12月31日まで“サポート技術情報”を検索可能にするとした。Windows Meについても無償サポート期間は終了しており、今年12月31日でセキュリティ修正プログラムやホットフィックスの提供を終了するとのこと。なお、これらのWindows 98/Me/NT 4.0のサポート情報や、現在も無償サポート期間内であるWindows 2000/XPのサポート期限などの情報は、同社“Windows デスクトップ製品のライフサイクル”サイトより閲覧可能。

Microsoft Java Home Page
Microsoft Java Home Page
 また、説明会ではMicrosoft VMの今後の提供についても触れた。今年1月の米連邦地裁による米Microsoftへの仮処分命令は、“Microsoft VMの単独配布の禁止”と、“WindowsとIEへSun MicrosystemsのJavaを搭載すること”という内容。これを受けた米Microsoftは、Microsoft VMを単独配布せず、Windows XPやIEへ同梱しないことで、大筋で仮処分命令にしたがった形をとりつつも、翌2月にはこの仮処分命令を不服として控訴し、現在審理中となっている。同説明会では、この控訴審理の結果次第では、Microsoft VMのアンインストーラーを配布することもあり得ると説明。さらに同説明会では、2001年に米Microsoftと米Sun Microsystemsが交わした和解契約についても触れ、マイクロソフトとしては和解契約内容の1つである“米Microsoftは2004年1月2日以降、既存のMicrosoft VMのセキュリティアップデート等のメンテナンスも行わない”という契約内容を尊守していきたいという意向を明らかにしたうえで、Microsoft VMのアンインストーラーを配布する場合には、2003年中に行う可能性が高いと説明した。

□Windows デスクトップ製品のライフサイクル
http://www.microsoft.com/japan/windows/lifecycle.asp
□Microsoft Java Home Page
http://www.microsoft.com/japan/java/

(岩崎 綾)


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