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1日の行動をスケジューラー風に記入できるWindows CE用日記帳「Action Diary」

文字列検索で行動を絞り込み、該当した行動のみカレンダーに表示することも可能

（03/06/09）

「Action Diary」v2.0.2003.0603（Pocket PC 2002）

アクションの記入画面（Handheld PC 2000）

　期間や場所といった情報とともに1日の行動を記入できるスケジューラー風の日記ソフト「Action Diary」v2.0.2003.0603が、3日に公開された。StrongARM、MIPS、SH3系CPUを搭載したPocket PC、StrongARM系CPUのPocket PC 2002、StrongARM、MIPS系CPUを搭載したHandheld PC 2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Action Diary」は、スケジューラー風の外観を備えたWindows CE用日記ソフト。1日の行動を“アクション”という単位で記録する仕組みで、日記帳の本文代わりとなるメモに加えて、日時や場所、分類といった項目を各アクションごとに記入できるのが特長。起動すると、曜日を色分けした1カ月分のカレンダーと、タップで指定した日のアクションを縦に並べて表示する領域が現れる。アクションを追記するには、アクションを表示する領域上の“<新規作成>”をタップすればよい。アクションの記入画面では、開始日時や終了日時のほか、場所、分類1、分類2、メモの4種類の文字入力欄が用意されているので、たとえば、場所に“本社”、分類1に“会議”、分類2に“マーケティング”、メモに“プレゼン成功！ 念入りに準備した資料のおかげ。徹夜した甲斐があったようだ。”といった具合に行動を整理して記入するとよいだろう。入力した文字列は各項目ごとに20個まで履歴に残り、プルダウンメニューから選んで簡単に再入力可能。記入したアクションの件数は、カレンダーの日付下に表示される数字から確認できる。

　画面の表示形式はツールバーの[表示]メニューから変更でき、指定した日付のアクションを1日分縦に並べて振り返ったり、すべてのアクションを日付順に並べて一覧表示することができる。また[編集]－[検索]メニューから、文字列検索でアクションを絞り込み、該当したアクションのみカレンダーやアクション一覧に表示することも可能。なお、データは独自の形式で保存しているが、[ファイル]メニューよりタブ区切りのテキストファイルにインポート・エクスポートすることが可能。本ソフトは、たとえば帰りの電車の中で今日1日の出来事を記録するビジネスダイアリーといった形で活用できるだろう。

【著作権者】LIUNQA　氏
【対応OS】Pocket PC（StrongARM、MIPS、SH3）、Pocket PC 2002（StrongARM）、Handheld PC 2000（StrongARM、MIPS）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0.2003.0603（03/06/03）

□LIUNQA Site
http://homepage2.nifty.com/~liunqa/

（石川 敬峰）