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Review NEWS

指定したフォルダ同士を相互にミラーリングできるツール「御鏡」が公開

手軽にサーバーのバックアップを取りたいときなどに便利

（03/04/15）

「御鏡」v1.2.0.1

　指定したフォルダ同士を相互にミラーリングできるツール「御鏡」v1.2.0.1が、8日に公開された。Windows NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は4,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお試用期間は1カ月間となっており、試用期間中はミラーリング処理中に試用期間中である旨のメッセージがイベントログに表示される。また、試用期間が終了するとミラーリング処理を行うことができない。

　「御鏡」は、指定したフォルダ同士を相互にミラーリングしたり、指定したフォルダが更新されたときに自動で同期を取ることができるツール。Windowsの起動と同時に自動で起動する“サービス”として動作するため、ログオフ時でもスケジュールどおりにミラーリングできる。設定は、コントロールパネルに作成された“御鏡の設定”を起動し、[ミラーリング設定]タブ内でフォルダやスケジュールを指定するだけ。指定した双方のフォルダに変更があったときに自動でミラーリングを行う同期のほか、片方のフォルダのみに変更があったときにミラーリングを行うことが可能。ミラーリングは基本的に1対1で行うが、設定画面右の[追加]ボタンで別のフォルダのミラーリングを追加することもできる。また、スケジュールも月、曜日、日、時間単位や、[Windows起動時]、[常にミラーリングする]から選択することが可能。そのほか、ミラーリング時にログを作成したりネットワーク認証を行ってネットワーク上のフォルダをミラーリングすることもできる。

　「御鏡」は“サービス”として動作するので、いちいちソフトを起動したり、常駐させる必要がないほか、Windowsにログオンしない状態でも動作させることが可能。パソコンに電源を入れただけのサーバー内のフォルダをミラーリングしたいときに最適だ。簡単な設定で好きなフォルダを自由にミラーリングできるので、手軽にサーバーのバックアップを取りたいときなどに利用するとよいだろう。

【著作権者】おかぞ～　氏
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 4,000円
【バージョン】1.2.0.1（03/04/08）

□御鏡 サポートページ【ホーム】
http://www62.tok2.com/home/okazoh/

（小津 智幸）